本を読むのが良いことだとはわかっています。
本を読んだときには面白い!、ためになる!、なるほどね!と感心しても、しばらく時間が経つと、
「何が書いてあったっけ?」
ということは多いですよね。
これでは読書にかけた時間、労力は何だったのかと悲しい気持ちになります。
(楽しむための読書ならいいのですが)
そんなことを思ったことがある方にオススメな
- 本田直之さんが書いた『レバレッジ・リーディング』
をご紹介します。
- 本の読み方を根本から変えてくれる本です。
- 読んだ本をコスパよく活用する方法です。
なぜなら、本を読むという受動的な読み方ではなく、本のエッセンスを読みに行くという能動的な読み方だからです。
この本自体は短時間で読むことができます。
でもそれ以上に、今までの本の読み方を「簡単に!」、根本から変えることができます。
そして誰でもできるような手順で実践することで、本の内容を忘れることなく、むしろ自分の血肉にすることができます。
著者のプロフィール
著者:本田 直之(ほんだ なおゆき)
実業家
レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長。
- 明治大学商学部産業経営学科卒
- サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)
- シティバンクなどの外資系企業を経験。
- 現在はニチベイのベンチャー企業への投資育成事業に携わり、社外取締役や顧問を兼務。
1年のうち5ヶ月をハワイ、2ヶ月をヨーロッパ中心にオセアニア・アジア等の国々を旅するライフスタイルを送っているそうです。
他に
- グルメ著名人
- 日本ソムリエ協会認定ソムリエ
でもあります。
など活動範囲が広く、自分の人生を大事にしつつも充実した毎日を過ごされています。
そんな中でも年に400冊は本を読むそうです。
本の概要
レバレッジ・リーディングとは何ですか?
本のタイトルのレバレッジ・リーディングって何でしょうか?
「リーディング」という言葉があるため、確かに読み方の本だろうなとわかります。
「レバレッジ」って何ですか?
「レバレッジをかける」という言葉は、投資するときに自分が持っている資金よりも大きい金額を取引できるお得な制度・方法くらいしかわかりません。
レバレッジ(leverage)は英語で「てこの原理」だそうです。
つまり、てこの原理のようなビジネス書の読み方がレバレッジ・リーディング。
「少ない労力で最大限の効果を引き出すための読書術」
です。
効率を考えて全部は読まない【意外な基本】
本を買ったら、「1冊読み終わらなきゃ!」と思ってしまいがちです。
- そうでなければもったいないから。それに、中途半端に読むと読んだことにならないから。
このしがらみから逃れる必要があります。
- 本を読み切ることではありません。
- 本から学び、今後に活かすことです。
- 自分に投資することです。
それなら、自分の目的にあった章や項目だけ拾い読みして、関係ないところは読み飛ばす(読まない)という読み方の方が適しています。
ただし大事なところはじっくり読む。
- そして関係ないところは、意識して「読まない」ようにする。
- 関係ないところを読んでいては、時間がかかるばかりで、効率が非常に悪くなります。
読む場合にもパレートの法則が当てはまります。
パレートの法則とは
「イタリア国民全体の2割が、イタリア全体の8割の富を生み出している」というイタリアの経済学者のヴィルフレド・パレートが提唱した有名な法則です。
これは金融だけに当てはまるわけではなく、一般的な読書であっても全体の2割を読めば本の価値の8割を得ることができます。
- そして、残りの8割を読んでも2割しか読んだことになりません。
効率を考えると、2割ずつたくさんの本を読んだほうが遥かにたくさんの必要な情報を得ることができます。
目的意識を持って読む
本を読むということは自分に投資すること。
- 読む前に「この本から何を学ぶか」をはっきりさせておきます。
- 目的意識を持って読むのと、なんとなく読むのでは、同じ読書でも得られるものが違います。
- そして読んだ内容を実践に移すことができるかがすべて。
- そのために、読みはじめてダメな本(自分が今読むべきではない本)と思ったら、読むのをやめるべき。
ダメだと思っていても、もったいないから読み終わるのは、株の塩漬けと一緒です。
- 本は汚さないように大事に読むのではなく、使い倒して・使い古して読みます。
レバレッジ・リーディングの実際の方法
最初に本全体をサラッと目を通します。この段階が重要です。
- 最初に!著者のプロフィール、帯、カバーの裏ソデ、まえがき、目次といった、普通はあまり読まないようなところを見て、本の概略を掴みます。
- その上で関心がある章や項目を読みます。
- ポイントとなるところに線を引き、そのページの角を折ります(しおりの代わり)。
- また、読んでいてふと思いついたこと、考えたことはどんどん余白に書き込みます。
読み終わったら
線を引いたポイント、自分の書き込みをPCに打ち込みメモを作作成。
- このメモは今後活かして活用するための原石です。
メモがある程度溜まったら、カテゴリーやテーマ別にメモの内容を分類し、メモを紙に印刷して持ち歩きます。
- スキマ時間にパラパラめくって、くり返し読んで頭の中に焼き付けます。
- 条件反射的に行動できるようになるまで自分のものにします。
そしてさいごに大事なことは、実践する(実際に活用する)こと。
- 二度目には得られるものが少ないからです。
こうすることで、本のエッセンスを抜き出して、かつそれを利用する、自分のものにすることができます。
本を大事にするということは重要ですが、本の本質を考えると、情報が命です。
そう考えれば、本を大事にするという事は、本をしっかり使い込むということにほかなりません。
勉強になったポイント
- 多くの人は読んで終わり。
- 少し意識している人は、大事なところに付箋を貼ったり、書き抜いたり(ワープロ入力したり)。
だと思います。
更に踏み込んで、大事なところは繰り返し頭の中にインプットし続けるうちに、自分のものにして、更には活用するという、最後の大事なところをしている方は稀だと思います。
この本で紹介されている方法は、
シンプルで誰でもできる方法です。
- 本というのは、著者が一生懸命書いて推敲したもの。
- それから短時間でエッセンスを抜き出して徹底的に自分のものにする。
- そして更に活用する。
理想的ですね。
Kindleを利用すればもっと簡単
Kindleを利用するともっと簡単です。
- 自分でPCに打ち込む必要がないからです。
Kindleで本を読むと、マーカーで色をつけたところを抜き出してくれる機能があります。
それをPCで閲覧することができますし、コピペしてワードに貼り付けて保存することもできます。
この著者の他の作品
さいごに
本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』をご紹介しました。
わたしたちは本から多くのことを学びます。
これまでは本を読んでは読みっぱなしになることがほとんどでした。
でもこの本で紹介されている方法を利用することで
誰でも
- 本のエッセンスを有効活用できます。
- 自分のものにできます。
- さらに活用できます。
この本を読むことで、わたしたちはこれからの本の読み方を変えることができます。
そうすることで、この本『リバレッジ・リーディング』の価値のまさに100倍以上の価値を得ることができると(本当に)思いました。
この記事がみなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。