こんにちは!
- 人気テレビに出演する弁護士
- 元大阪府知事
- 元大阪市長
の肩書を持つ橋下徹さん。
自分の考えを大にしてみなさんに訴えかけ、議論に強い橋下徹さんは、他の政治家と違い異端視されることがありました。
そんな橋下徹さんは、どのようにして弁護士から人気テレビに出演するようになり、更には大阪府知事や大阪市長などの政治家になっていったのでしょうか?
決して同じ道をたどることができるとは思いませんが、橋下徹さんは自分の価値を上げることを自ら意識してチャンスを掴み取ることで、あのようにとても注目され活躍するようになったそうです。
チャンスを掴み取る方法を自分のこれまでの人生とともに教えてくれる
- 橋下徹さんの本『異端のすすめ』
をみなさんにご紹介します。
この本を読むことで、
- 何事にもチャレンジし、チャンスを増やし、チャンスを掴み取る
- 無難な道でなく大胆な選択肢をあえて選ぶ
という大切さを実感し、
みなさんが
- アドバンテージを持った魅力的な価値を身につける
- 満足できる人生にする
きっかけになるかもしれません。
読んでみてとてもクリアに納得できる内容でした。
著者の紹介
著者:橋下徹(はしもととおる)
1969年東京都生まれ。
大阪府立北野高校、早稲田大学政治経済学部卒業
- 1998年橋下綜合法律事務所を開設
- 2003年 行列の出来る法律相談所にレギュラー出現
- 2008年 大阪府知事(38歳)
- 2011年 大阪市長
- 2015年 大阪市長を退任
持論をもって、いろんなことに挑戦してきた橋下徹さん。
その橋下徹さんが自分の考えや、今現在に至るまでのチャレンジの過程を紹介し、満足できる人生を送ることができるようなヒントを与えてくれる本です。
本の概要
橋下徹さんは、若いときからアグレッシブに物事に取り組み、ときには大胆と思われる選択肢を選んで走り抜いてきた方です。
現在のすばらしい経歴に至ったのも、自分の意志をもって取り組んできた必然の結果だったのかもしれません。
チャレンジの精神でチャンスを増やしチャンスを掴む
チャレンジ精神でいろんなことに取り組み、行動する。そうすることで、(1) チャンスに巡り合う確率が高まるとともに、(2) チャンスを掴む力を身につけることができる。
道に迷えば、いちばん大胆な道を選ぶのが秘訣。
そうやって、複数の強みを持ち、〇〇といえば誰それと自分のことが呼ばれるようになれば、自分の価値は一気に高まる。
ただし、強みというのは一度獲得すれば安泰というわけではなく、時代とともに変化するため、強みは守る部分と変化させる部分のバランスに配慮する。
万が一、チャレンジして大失敗したとしても日本では終わりではない。
セーフティネットの制度が整っているからである。
確立した持論の構築
世間と違うことを唱えるのは時としてとても有効だが、その際には完璧に理論を自分の中で構築しておく必要がある。
また、日頃から持論を構築する癖をつけておく。
単なる知識の積み重ねではなく、知識に対する自分の考えを持つ癖をつける。
橋本さんといえば、テレビなどでは理論的で感情に訴えるような議論が鮮やかな印象を私自身は持っています。
勉強になったポイント
とても理解しやすく、納得しやすい内容でした。
自分のやる気を起こさせてくれる本ですし、もやもやした不明瞭なところが残らない、スッキリした読後感がありました。
自分の強み複数持つことができれば、自分の価値は強力なものになる。
一つの強力な強みを持つということは、とても素晴らしいですが、実際のところ、誰でもイチローや将棋の藤井聡太王位・棋聖のようになれるわけではありません。
残念ながら、これは努力しても如何ともし難いです。
でも、自分の強み、これは、イチローほどでは全然ないにしても、何もしていない人に比べれば格段に上のレベルに到達しているもの、その強みをいくつか(3つ程度)持っていれば、自分の勝ちは格段に高くなるそうです。
常にチャレンジ精神で大胆に
いろんなことにチャレンジして行動することで、チャンスに巡り合う機会は増えます。
いくつかの選択肢に迷ったら、常に最も大胆な道を選ぶ。
しかし、一旦大胆な道を選べば、自分の理論構築をしっかりさせておく必要がありますし、そのためには、普段から日常生活で見聞きする事象にたいする「持論!」を持てるように調べたりする必要があるという橋下さんの日頃の学習はとても参考になりました。
- 何もチャレンジしなければ、チャンスに巡り会うのは向こうからチャンスが来るときだけ。
- 逆に、チャレンジすることは、チャンスが来たときにそれを掴み取る力を強めてくれる。
すなわち、チャレンジすることで、チャンスに巡り会う機会が増え、そのチャンスに巡り合ったときにそれを逃さず自分のものにすることができるようになるのでしょう。
そして、日本ではチャレンジに失敗しても、社会のセーフティネットが整っているから死なずにすむ。なんとかなる。
そう考えると、チャレンジするのはチャンスをものにするために必要な条件で、必ずしもチャンスを物にできないかもしれませんが、たとえ大失敗をしても、なんとかなる気になってきます。
一度きりの人生、楽しく大胆に、満足できる人生に
チャレンジ精神で他の人の何倍も努力して挑んだ人生が満足できる人生であればいいと思っています。
今の時代、古きを守るということも強みとなることはありますが、何事も漫然と続けるのではなく、チャレンジ精神で大胆にと私自身改めて感じました。
この著者の他の作品
さいごに
- チャレンジ精神で大胆な道を選ぶ。
- ただしやるからには人の何倍もの量をこなす。
そうやってチャレンジを続けることで、チャンスに巡り会う機会が増え、そのチャンスを掴み取ることができるかもしれません。
たとえ失敗しても、日本では制度があるために、最低限の生活は保証されています。
チャレンジすることは、ドーパミンという幸福のホルモンが増えるとも言われています。
みなさんもチャレンジ精神で、いろんなことに挑戦してみませんか。
この記事がみなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。