- 投資に興味があるけど、損しそうで怖い
 - 投資を初めたけど、まだ自信がない
 - 気になっている投資商品があるけど、投資するか迷っている
 
と思っている方には
はじめはちょっとだけ投資
をおすすめします。
初めから一気に本気で投資するのではなく、初めの投資は少額にしておきます。
		
少額でも投資した銘柄については基準価額を自然と気にするでしょうし、過去の基準価額のチャートをただ見るよりも実感がよりわきます。
競馬で
- テレビ中継を見るのと、
 - 実際に馬券を買ってレースを見るのとは
 
大違いです。
		
少額投資する意義

「いったん始めてから修正する」方法がいいと思います。
というのは、
- 投資し始めは、どの銘柄を選んだらいいのか、どの組み合わせがいいのか迷うことが多い
 - 気になっている銘柄を幾つか絞り込んでも、自信がないとき、迷うことも多い
 
からです。
証券口座を開いて始めるときなんかは特に。
それでも、銘柄の探し方や購入の仕方から一歩一歩前進して身につけていきます。
そしていったん少額で初めると、その後に
- 基準価額がどんな動きをするのか
 - 注意点はなにか
 
に自然と注目するようになります。
その銘柄の性質がより分かるようになります。
自信がない銘柄や迷っているときには、その銘柄のリスクはある程度大きく評価しているでしょうから、そこは安心材料です。
いずれにしてもリスクがありますので、余裕がある資金の範囲で気になっている銘柄は投資してみるのをおすすめします。
そのうち、
- 投資方法になれる
 - 経済の動きに応じて株価が上下するのがわかる
 - 本、ブログやウェブ上の情報を更に集めて、もっと良いと思う銘柄が見つかる
 - 更には、インデックス投資は思ったより儲からないと思って個別株が気になる
 
など、自分の投資方針が決まってくると思います。
その後に、もっと本格的に投資をするほうが、精神面での負担が少ないです。
私の経験

投資初めの時期
確か2016年に証券口座を開いたばかりのときには、本やウェブ上の色んな情報を見ました。
初心者向けのインデックス投資ですね。
ちなみに、当時すでに
- 「株価水準は高すぎるのではないか」
 - 「いつ株価が下落してもおかしくない」
 
と、短・中期の投資をしていた周囲の同僚から脅されていました。
怖いのを承知の上で、とりあえず小遣いでまかなえる程度で少額ずつ、インデックス投資の本を真似して推奨される銘柄をいくつか組み合わせて数回投資しました。
と言っても、その時の感覚では「焼き肉を何回か食べることができる!けど」くらい、当時としては頑張って投資したという感覚はありました。
しばらくほったらかしにしていた時期
仕事が忙しくて追加投資せず、
- ときに投資額がどんなに変化しているか確認しました。
 - 時々思い出す程度で、そのときに証券口座で増減をみて、ほぼほったらかし状態でした。
 
でも、銘柄によっては、数%は利益が出ていて増えているんですよね。
もちろん、ほとんど変わらない銘柄も幾つかありました。
そうすると、
- このクラスの銘柄はトータルで年利で○○%くらい増える。
 - このクラスの銘柄は増えないけれども、不景気のときには、このクラスの銘柄が増える。
 
ということがわかってきました。
途中に○○ショックが起こったときにも、利益は減るものの、投資当初の額と比較すると、合計ではマイナスになっていませんでした。
そのため、慌てることなく、そのまま保持してきました。
そしてショックのあとは再上昇です。
- 「あぁ、こんな感じで銘柄を選んで行くと、増えていくんだなぁ」
 - 「○○ショックと言っても、売らずにもち続けたほうがいいんだなぁ」
 - 「ショックのときに逆に買うと、その後に上がるからお得なんだろうなぁ」
 
と考えながら観察しました。
ほったらかしにしていても、投資を始めていたら、自然と基準価額に目や耳を傾け続けていました。
アンテナを知らないうちにはるようになりました
投資しなくても、自然と投資についての情報をキャッチするようになってきました。
- どの銘柄を選ぶのが理にかなっている
 - どの銘柄を選ぶと、上昇しやすい
 - 最近発売された銘柄は良さそうだ
 - ショックのときに耐えうるようにリスクを計算しよう
 
など、自然と知識を身に着けてきました。
メリット

- リスクを考えることができる。
 - 自分にもっとあった銘柄を見つけることが多い。
 - 投資を開始してはじめて学ぶことが多い。
 - インデックス投資は、株価が安いときに買おうとしたりなど、完璧を目指すと、時期を逸する事が多いです。
 - ○○ショックが起これば株価が下落しますが、どんなときに株価が下落するか、社会の動き・考えを知るようになる。
 - 小遣い程度なら大したことない。
 
完璧な銘柄を選ぼう、できるだけインデックス投資銘柄の基準価額が低いときに買おう!と思っていると、
それがいつかわからない
基準価額が低いときに狙って買うのは意外と心理的に難しい
ため、買う時期を逃してしまいます。
デメリット

欠点は年数がかかることです。
この損失は思ったより大きいです。
		
その他、リスクについてです。
私もリスクをしっかり管理できていないのかもしれません。
リーマンショックは2008年で、その後に何度かの株価下落はありましたが、最近は米国の株価上昇が続いています。
短期間だと、大きなショックの後の「株価下落が遷延する時代」を経験していないことが多いことも注意が必要です。
一度大きなショックが起これば株価下落が数年に及ぶこともあります。
この下落時に、手持ちの生活資金がなくなって生活が苦しくなったり、株を売ったりしないですむようにしておく必要があります。
つまり余裕を持った投資、リスクを考えた上での投資をしておく必要があると思います。
さいごに
迷うとき、自信がないとき、始めたばかり、には
少しだけ投資をするのはおすすめです。
完璧を目指そうとして投資の時期をずらしても、また迷うだけですし、投資の時間を失ってしまいます。
臨場感を経験しながら、投資がどんな感じなのか見ていくことができます。
- あくまでもリスクを考えた上で
 - 余剰資金で
 
ということが大切と自分にも肝に銘じています。
		
	