毎月定期的に出ていくお金を減らすのは、家計の黒字化や将来のための貯蓄のための第一歩です。
その1つとして自動車保険のなかで「車両保険」の見直しをしてみました。
たとえ古い車であってもです。
- 車の保険で車両保険に入っている方
- 車の保険料を安くしたい方
に、
車両保険が本当に必要か考えるのをおすすめします。
実際にわたしは車の保険で車両保険を外してもらうと、年間の自動車保険の支払いが年間22,000円(約28%)下がりました。
もし自損事故で車両保険を使うと、その分~それ以上に保険会社に後々に少しずつ回収されますし。
月々定期的に出ていく支出を見直すと、何倍もの価値となって反映されてきます。
支出を減らしても実質的な損はありませんでしたから、とてもお得です。
車両保険をつけると意外と保険料は高くなります
自動車保険は保険会社から毎年、
- 「免許証はゴールドですか?」「車種はお変わりありませんか?」の確認とともに、
- 「次回のプランはこれでよろしいですか?」
と書類が届きます。
ドライブレコーダーをつけたり、特約を追加したりと保険料が高くなるプランをおすすめされます。
ところがわたしは、今の車に10年以上乗っています。
リセールバリューも無いでしょうし車両価値としては、かなり低い~無いような車。
もうそろそろ買い替えを考えているところです。
そのため「車両保険は要らない」と思って、「前年と同じプランで車両保険を外して見積もりしてください」と保険会社にお願いしてみました。
10年以上たった車なので、「月々の支払いが500円くらい安くなるかな?」と予想。
月々約6,500円の支払いが、約4,500円になりました。
- 月々約2,000円減り3割引の額です。
- 年間にすると、約24,000円。
そもそも車両保険のメリットは低い
わたしの車の場合、車を自分でぶつけて(自損事故)車が動かなくなったときに、車の価格は安いため保険でお金がおりても、約15万円しかもらえません。
- もし15万円もらったとしても、次からの車の保険金額が高くなります。
- 結果として車両保険でもらった金額分は、その後の保険料が高くなることで、後に徐々に保険会社に回収されることになります。それ以上の保険料を支払うことになるかもしれません。
- もちろんずーっと車をぶつけなくても、その車両保険分の金額はもどってきません。
どちらにしても、ほとんどの場合で保険会社が得するパターンです。
車どうしの事故の場合には、お互いに相手の保険の対物賠償でまかなわれるため、車両保険は使いませんし。
車両保険は、「自損事故」で修理費が一時的にかかる時に、それを捻出するための保険
くらいの意義です。
それに対して、保険金額は結構な額です。
職場の同僚に車両保険をつけているか聞きました。
定期的に新車に乗り換えている、職場(今はプリウス、昔はクラウン)の同僚に聞くと次のような返事でした。
「車両保険は新車でもつけてないよ」
車両保険をつけると、月々の支払金額がかなり増えるために、昔からつけていないそうです。
自損事故で車両保険を使うよりも、自分のお金で修理したほうがかえって安くつくことが多いからだそうです。
車両保険よりも大事なこと
車両保険は、
- 車を自分でぶつけた(自損事故)
- 車を修理するためのお金が手元にない
ときに役に立ちます。
でも、その分のお金を手元に持っていれば車両保険をかける価値は高くないです。
車をぶつけた時に、修理するための当面のお金を持っていれば、車両保険に入らなくてもいいということになります。
わたしの車のような古い車でも、結構な額の車両保険を支払っていましたから、車両保険に入っている方は見直してみた方がいいですよ。
さいごに
車両保険が本当に必要かについてご紹介しました。
わたしの車は古いのですが、今後新車を買っても、もっと価値がある車を買っても、車両保険は今後かけないつもりです。
それよりも余裕を持って当面の生活費を自分で確保していたほうが、車以外の日常のトラブルが起こったときの急な出費に広く対応できますから。
この記事がみなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。
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