こんにちは!やしゅです。
そのために仕事して、貯金して、投資して・・・とお金を増やすのにはとても興味があります。
お金を増やす話題が多い世の中ですが、そんな中にお金を減らす(!)本があります。
その名も、
- 「お金の減らし方」
です。
この本を読むことで
自分が本当に夢中になれるモノ・ことを探して熱中するという、いわば自己満足を追求する
ということがどんなに幸せな人生かということは改めて感じました。
注意しないといけないのは、その自分が本当に夢中になれるモノ・こととは、世間の評価や他の人の目線で決めるのではなく、完全に自分目線の価値観で決めるべきであること。
その夢中になれることにお金を使うことこそが、お金の正しい減らし方ということを知ることができます。
みなさんも
- 他の人の評価を気にすることなく完全に自分本位の没頭できることをみつけ、
- それにお金を使って
- お金を減らしましょう!
著者のプロフィール
著者:森博嗣(もりひろし)
小説家で工学博士。
名古屋大学工学部建築学科卒。
元名古屋大学の助教授。
大学で働きながら、庭園鉄道(庭に小型の鉄道を走らせる)のお金を作るために小説を書き始めたという、あくまでも仕事や小説は鉄道を作るためという目的だったようです。
受賞歴(Wikipediaより)
- 1989年 日本建築学会奨励賞
- 1990年 日本コンクリート工学協会賞
- 1988年 セメント協会論文賞
- 1990年 日本材料学会論文賞
- 1989年 日本建築学会東海賞
と仕事上もたくさんの賞をもらいつつ、350冊以上の小説をはじめとした著書があります。
庭園鉄道の本も5冊あります。
テレビドラマでも、「すべてがFになる」というフジテレビの武井咲さん、綾野剛さんが主演するドラマの原作も書かれています。
また庭園鉄道は、「森博嗣のホームページ浮動工作室」(https://www.ne.jp/asahi/beat/non/mori/)で紹介されています。
本の概要
著者の森さんは鉄道模型が学生時代から好きでした。
それを拡充したいために大学で助教授として働きつつ作家になってお金を稼ぎ、庭園鉄道を作るために時間とお金を使ってきたそうです。
あくまでも作家は庭園鉄道を拡充するための資金を作るためです。
そんな自伝を紹介しつつ
自分が本当に夢中になれること・モノにお金を使うことこそ、本来のお金の減らし方だと提唱しています。
手段である「お金」を使う目的である「自分が夢中になれること」をはっきりさせることが要(かなめ)となりますが、自分が夢中になれることというのは、
- 世間の評判や流行に流されて決めるものではない
- 山奥で家族だけで暮らしたとしても打ち込めること・モノ
です。
本から学んだ今後に活かしたいポイント
自分軸をしっかりさせることは何よりも大切
周囲の人と交わることでいろんな経験をしつつ、自分でやりたいことを見つける。
そのやりたいことはあくまでも自分軸で考える。
この自分でやりたいこと、夢中になれることは、自己満足にすぎないかもしれませんが、それこそ生きがいになると思いますし、それを追求することは人として幸せで、うらやましい限りです。
お金を本当に使うべきところで使う
自分が夢中になることがあれば、それにお金をつぎ込むのが本来のお金の使い方であり、立派なお金の減らし方です。
自分の軸がないと、「なんとなく」周囲の評価や流行に流され、あれこれと「なんとなく」お金を使ってしまい、結局は自分が夢中になれることにお金を使うことができなくなる。
著者の森さんは、印税などで不自由ない生活である今でも、服装や食事にはあまり関心がなく、庭園鉄道に夢中でお金と時間(大切!)をつぎ込んでいるそうです。
それだけの自分軸があるということは、とっても充実した生活でしょうし、うらやましい限りです。
この本は一度は読むべき
お金を貯めることに世間の関心はありますが、お金を貯めた先に何があるのか。
お金を貯めると、将来の選択肢が広がるのは確かです。
でも、お金を貯めることは手段であって、何のためにお金を貯めるかという目的こそが一番大切です。
お金をためてから考えるのではなく、最初に夢中になれることを見つけた上で、それを実現するためにお金をためるという姿勢が重要。
その夢中になれることを見つける、持っていることの大切さをこの本を読むと感じますし、私自身もこれから見つけていきたいと強く感じます。
- 世間の評価を気にすることなく、常識にとらわれず、自分軸で。
- そして見栄でなく、人の目を気にせずに。
この著者の他の作品
さいごに
お金を増やすことが注目されている今の世の中で、有意義にお金を減らす大切さ。
- 自分軸で自分が夢中になれることを見つけ、
- 自分が夢中になれることにお金を使う。
これこそ本当のお金の減らし方です。
お金の使い方
自分軸で夢中になれることに熱中する幸せ
を、もう一度自分の中で考えていきたくなりました。
みなさんも一読の価値がありますし、大切なものを見失っていないか考えるきっかけになります。
今回の記事が、みなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。