こんにちは!やしゅです。
郵送で確定申告の書類を税務署に送っている人は多いと思います。
その時には、切手を貼った返信用封筒を同封して、控えに収受日付印を税務署に押印してもらうことをおすすめします。
なぜなら、
例えば、後日になって住宅ローンを借りたりするときなどに、この収受日付印がある控えが必要になるからです。
しかも、確定申告が終わってからこの収受日付印をもらうことはできません!
郵送で確定申告の書類を出している方に、
- 確定申告の収受日付印をもらう
ことをおすすめします。
- 20年以上確定申告をしてきました。
- 最近は郵送で手続きをしてきました。
- 住宅ローンのときに、確定申告の収受日付印をもらわなかったために、苦労しました。
とくに、
- これからマンションや一軒家を買おうと思っている
- 自宅のリフォームを考えている
- 今後の手続きで困るのは心配になる
という方は、確定申告の控えに収受日付印を必ずもらうのがおすすめです!
この記事が、みなさんに少しでもお役にたてるとうれしいです。
確定申告の手続き方法
確定申告をする方法は、
- 郵送
- 税務署などの会場で書類作成
- e-Tax(電子申請)
があります。
この記事でご紹介する税務署の収受日付印は、
- 税務署で書類を作成すると一般的には控えをもらう
- e-Taxの場合にはそもそも収受日付印はない
ため、郵送で手続きをする時に関係します。
郵送のメリット
- e-Taxは利用開始する手続きがおっくう
- 確定申告の時期に税務署で直接書類を書いたり、提出するのは待ち時間がかかる
という理由で、わたしは郵送しています。
郵送は
- 国税庁の確定申告書作成コーナーで入力して出来上がったPDFを印刷して提出すればOKのためお手軽
- 自分が好きな時間に書類を作ることができる
- あらかじめの手続き不要
- 税務署で待つ時間が不要
です。
確定申告の控えに収受日付印をもらう意義
- 住宅ローンの審査
- その他のローンの申請
- 保育園の入園申請
- 奨学金の申請
などで、自分の収入を示す書類が必要なときに、「収受日付印付き」の確定申告書の控えを提出するように言われるからです。
控えを印刷して保管するだけではダメ
国税庁ホームページの確定申告書作成コーナーで申告書類を作ると、控えも一緒に作られます。
収受日付印が確定申告で申請した収入を証明するわけではありませんが、とにかく税務署が書類を受け取ったという「しるし」がローンの審査では重要視されるようです。
そのため、収受日付印がなければ、確定申告書の控えを提出しても認められないことがあります(わたしもありました)。
収入の証明が必要なら納税証明書でもいいのではないか
収入の証明が必要なら納税証明書でもいいのではないかと思いますが、審査を受けるときには手続き上のチェックポイントが決まっているようです。
それに、あくまでもローンなどでお金を貸す・貸さないは、金融機関側が決めていいことですので、あれこれ考えても仕方ありません。
わたしが住宅ローンの審査を受けるときには、
- 確定申告書(税務署の受付印、税理士の記銘捺印があるもの、電子申告済であることが確認できるものを提出)
- 納税証明書
の「どちらも」「2年分」提出するように言われました。
確定申告の控えに収受日付印をもらうために
確定申告を国税庁の確定申告書作成コーナーで作ると、
- 提出書類
- 控え
がPDFで作成されます。
- 提出書類
- 控え
- 返信用封筒(宛名記載+切手貼付)
を同封して郵送すると、「控え」に収受日付印を押して税務署が返信してくれます。
その控えを保管します。
(税務署は、提出書類自体に収受日付印を押したものを保管します)
e-Taxの場合には、この収受日付印はありませんが、申告データに受付日時などがあります。そのため、住宅ローンなどで提出する必要があるときには、電子申告済みであることを確認できるものを提出すればいいそうです。
また、税務署で直接提出するときには、控えに印鑑を押してもらえます。
私の経験
確定申告書をWeb上で作ると、控えのための書類も自動で作られます。
昔は
- この控えで十分
- 収受印日付をもらうために、切手をはるとお金が余計にかかる
- 税務署の職員の手間を増やす
と思って確定申告書の控えに税務署の収受日付印をもらう必要ないと勝手に判断していました。
そしていざ住宅ローンの借換をしようとしたときに、「収受日付印がない」確定申告書の控えを審査金融機関に提出すると、
その収受日付印をもらうためには
- 税務署の申告書の閲覧サービスを利用
- 開示請求
の2つの方法があります。
ところが、閲覧サービスでは書類を見たり数値をみて書き写すことはできますが、コピーをとることができません。
開示請求は、3週間前後かかります。
新規に住宅ローンを利用しようと思うと、この3週間というのは意外に長く、ネックになります。
さいごに
住宅ローンをはじめとするローンをいつ利用するかは意外にわかりません。
利用しないと思っていても、
- リフォーム
- お得な住宅ローンに借換
- 急に新築住宅購入
など、することがあります。
それ以外にも
- その他のローンの申請
- 保育園の入園申請
- 奨学金の申請
などで必要になることがあります。
郵送で確定申告をするときには、返信用封筒と切手を同封して、控えに税務署の収受日付印をもらいましょう。
後日にもらうのは手間・時間がかかり、マンションや一戸建てを買おうと思ってもローンの審査が間に合わないということも起こりえます。
今回の記事が、みなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。