マイホーム管理・住宅ローン

【マンション床下水漏れ経験談】水漏れから示談まで

2021年2月6日

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やしゅ
こんにちは!やしゅです。

 

みなさんはマンションに住んでいますか?

 

先日、私が住んでいるマンションの洗面台の下にあるホースから水漏れしていました。

気づいたときには、下の階の天井裏まで水が染み込んでいました。

 

やしゅ
こんなときはどうしたらいいのでしょうか?

 

  • 私が住んでいる場所からの水漏れのため、下の階への水漏れの責任は私にあります。
  • 場合によっては、賠償する必要があります。

 

この記事では、マンションに住んでいる方

  • 水漏れの時にどうしたらいい

また、

  • 水漏れがないか定期的にチェックするのはとても大事!

ということを、私の経験をもとにおご紹介します。

 

水漏れは、

  • 忘れた頃に起こり、なかなか気づきにくい
  • 気づいたら下の階の天井や電化製品まで水浸し
  • 自分が住んでいる部屋からの水漏れは賠償する責任が発生する

と、気づきにくい割には、大きな被害になりやすく精神的なショックも大きいです。

 

マンションに住んでいる方にこの記事を読んでいただいて、みなさんも同じような心配をしなくて済むように、少しでもお役に立てると嬉しいです。

 

やしゅ
まず、私のマンションの水漏れとその後にどんなことをしないといけなかったかを、時間経過とともにご紹介します。

 

 

漏水発覚当日

漏水発見まで

洗面台下の化粧台に掃除・洗濯関係のモノを収納していました。

 

休みの日の夕方に石鹸を取ろうと思って化粧台の扉を開くと、

 

「石鹸が濡れてる・・・」

 

やしゅ
ビチョビチョです。

 

これはおかしい!と思って周囲も確認すると、水がしたたり落ちて床面も濡れていました

 

漏水です・・・

 

  • 雑巾で拭けるところは拭いて
  • マンション管理会社に電話

しました。

 

マンション管理会社の職員がすぐに我が家に訪問

 

マンション管理会社の当番の方が自宅に来て、

  • 漏水箇所
  • 床下

を確認しました。

 

原因は、洗面台化粧台の中にあるホースからの水漏れ

化粧台の床の板を外すと、見える範囲では、水漏れは床の下まで確かに進んでました。

 

やしゅ
でも、床下への漏水はひどくはなく、あっても少しという状況。

 

幸い、規模は他の水漏れ住宅と比べると比較的少ない方とのことでした。

 

階下に訪問してお詫びと天井の確認

すぐに、マンション管理会社の人とともに階下の住居に訪問しました。

 

お詫びするとともに、事情を説明し、家の中にお邪魔して漏水箇所付近を確認(被害の確認)しました。

 

天井を目視し、

幸い階下側には天井にわずかに水漏れが発生していただけでした。

 

  • 階下の水漏れ箇所にはこれから水が更に漏れてくるかもしれないため、バケツの用意
  • 水漏れ箇所の天井の蛍光灯付近の水漏れだと漏電の危険性があるため、そこの電球を外す

などの応急処置で、漏水当日は終わりました(マンション管理会社の人がしてくれました)。

 

階下の住人へのお詫びはどうしたらいいの?お金を包む?

マンション管理会社の人に聞くと、お詫びにお菓子などを持って挨拶をするのは、最終的にすべて終わって示談するときに持っていったらいいと教えてくれました。

その他にどうしたらいいかについては、管理会社の方に確認しました。

 

やしゅ
餅は餅屋です。

 

  • 我が家の漏水箇所の修理の手配
  • 階下の天井の張替えの手配
  • マンション管理組合の理事長に、マンション全体で契約している保険を利用する許可をもらう

は、マンション管理会社が行ってくれるそうです。

 

その間に、下の階に住んでいる方との直接的な交渉はしないでOKとのことでした。

 

  • 修理がすべて終わったら、示談書をマンション管理会社が作成し私に郵送
  • 郵送を受け取ったら、お菓子をもって階下に挨拶・持参書へのサインをもらう

という手順ですすめることを確認しました。

 

また、

  • 我が家の修理代金は保険からは出ない可能性が高いため、自費になるかも
  • 階下の天井のはりかえも保険で全額賄えないときには、自費が発生するかも

ということでした。

 

その後

我が家の修理

 

  • 洗面台(漏水箇所)は修理できるまで使用不可
  • 床下の水漏れ箇所については、床下の板のネジをとって外してしばらく乾燥

 

後日、床板を変える必要があるか、乾燥させたものを使うことができるか、マンション管理会社の方が見てくれることになりました。

 

やしゅ
これで費用が大きく違ってくるため、心配でした。

 

洗面台のところで歯磨き、洗顔などをしていましたが、台所で当面することになりました。

こちらについては、最初は戸惑いますが、慣れれば特に困りませんでした。

 

我が家の床板は無事でした

 

しばらくして再度マンション管理会社の方が漏水箇所と、はずして乾燥させた床板を確認。

幸い、床下を更に深いところまで補修する必要なく、床板も腐ることはなさそうなために、乾燥させた床板をもとに戻しました。

 

我が家の漏水したホース

 

ホースから蛇口にかけては取替が必要でした。

でも、洗面台の説明書に書いてある製造会社に電話するも、すでにその会社はありませんでした。

年数が経過していると、作った会社がなくなっていて、他の会社に業務委託されている状況でした。

運良く、業務委託された会社で同じ商品を取り扱っていたため、それを取り寄せることができました

 

取替工賃も含めて25,000円也

 

やしゅ
もし部品がなかったら、洗面台のユニット全体を取り換えるなど大がかりになって、費用も更にかかるところでした。

 

こうして、無事に我が家は修理が終わりました。

 

やしゅ
漏水してから約1か月(27日)後でした。

 

階下の修理

 

階下のお宅の天井は水漏れで乾燥したと思っても、その後に天井の板が腐ったりカビが生えたりするために漏れた箇所以上の範囲の板とクロスの張替え

結局、1~2ヶ月近くかかって修理が終わったとマンション管理会社から連絡がありました。

 

費用は約9万円也

 

修理費はどこまで自己負担?

 

気になるのは修理費は保険で補償されるか、どれくらいお金が必要かです。

過失は我が家。

 

幸いに、マンション全体で保険に入っていたため、

  • マンション管理組合の理事長の許可をもらって
  • 保険会社も補償してくれる

こととなりました。

 

示談書が届く

マンション管理会社が作ってくれた示談書が漏水から約3.5か月後に自宅に届きました。

 

「甲は乙に対して本件事故に関する一切の損害賠償金として90,000円を支払う。なお、金90,000円は甲及び乙が居住する○○マンションの管理組合が加入する損害保険〇〇から乙が指定する口座に支払う。本件示談の他、甲乙間に一切債券債務関係がないことを確認する。以下余白」

 

という文面でした。

 

やしゅ
近所のデパートに行って菓子折りを買って準備。

 

示談当日

漏水事故から4ヶ月(119日)後

 

マンション管理会社が作成・準備した示談書と、火災保険の請求書を作成してくれていました。

それを持って、階下のマンション住人のところに菓子を持ってお詫びにいきました。

 

幸い、マンション管理会社が間に入って取り持ってくれたために、階下に住んでいる方も修理済み・納得済みでしたので、書類にサインを快く書いてくれました

 

やしゅ
それをマンション管理会社に渡して書類の手続きをしていただきました。

 

ポイント

お金を包むかどうか

菓子折りとともにお金を包むかどうかはマンションや地域によって違うようです。

マンション管理会社の人がしっかりした人でしたので、今住んでいる地域の方針を教えてもらいました。

結果的には、一度水漏れでお見舞金を払うといった前例を作ってしまうと、それ以降踏襲されてしまうため、お見舞金は包まなくていいという話でした。

 

まとめ

 

我が家の修理費

シャワーホース+蛇口の取り換え25,000円は自費(別途カバーする保険に入っていたら保証されていたかもしれません)。

 

階下の修理費

火災保険で9万円の階下の天井の修理費補償

* 幸い、電化製品や家財道具などへの影響なし。

手出しのお金なし。

 

やしゅ
その他お菓子は3,000~4,000円。

 

我が家の漏水事故でラッキーだった点

 

今回の漏水事故で幸運だった点は2点

最大のラッキーなことは、マンション管理会社の担当の方がしっかりしていたこと。

 

やしゅ
お任せしていたら、全て仕切って、とり持ってくれました。

 

また、被害が大きくなる前に漏水を見つけたこと。

 

ポイント

時に、水道局の方が、水道使用量が急に増えると水漏れの可能性を指摘してくれる場合があるようです。

 

教訓

think positive

 

漏水事故はいつ起こるかわからない。

 

少ないにしても、水道関係の劣化で一定の割合で起こってしまう漏水。

 

やしゅ
定期的に排水管を交換するというのは現実的ではありません。

 

大事なことは

漏水(水もれ)をしっかりカバーした火災保険に入ることは重要

 

また

こまめな漏水のチェックと、おかしいと思ったらすぐに疑って確認することが大切。

  • トイレ
  • 洗面所
  • 洗濯機置き場
  • 浴室

などは特に注意が必要でしょう。

 

また、マンションは鉄筋コンクリート造りが多いですが、床は意外にもコンクリートで密閉されているわけではなく、下の階とつながっています。

 

やしゅ
つまり、自室の漏水は、階下に簡単に影響します。

 

「風呂のお湯があふれた」といった漏水ならわかりますが、それ以外の漏水は少量の水がだんだん下の階に流れていって、それが階下の天井裏に溜まるというパターンが多いようです。

 

やしゅ
気づいたら階下はあちこち水浸しで、家財道具や家電製品にまで影響していたら、莫大な賠償になっていたかもしれません(火災保険で全て補償されるかは契約内容次第だそうです)。

 

漏水センサーが数千円で販売されています。

それで完璧というわけではありませんが、心配な方は利用すると安心です。

 

漏水と思ったときの行動

 

  • 漏水箇所の確認、止水。
  • マンション管理会社に連絡し応援要請。
  • 階下で被害状況の確認と早期の応急処置。
  • 階下に住んでいる人にお詫び

 

と、初期の行動が大切です。

 

被害状況を写真に撮るのも保険会社との交渉で役立つかもしれません(今回は必要ありませんでした)

 

マンション管理会社やそのスタッフの経験はとても頼りになる

 

漏水を起こすことは人生でそんなに経験しません。

 

やしゅ
そんな時に信頼できるマンション管理会社が頼りです。

 

ふだんからしっかりとした管理会社に管理をお願いしておいた方がいいと確信しました。

 

経験してはじめてわかったこと

 

  • 修理と、最終的に漏水事件が解決されるまでは意外と時間がかかる(私の場合は約4か月)。
  • 修理の間、自分の部屋の漏水箇所の水道を使うことができなくなる。
  • 階下の方にも、修理の間、迷惑をかける。
  • きちんと示談がまとまるか心配

と、自分の生活とともに、階下の方にも大きな迷惑をかけます。

 

精神的なストレスをとても伴います。

 

  • 漏水(水もれ)カバーした火災保険に入っているか確認
  • 漏水を早期発見する注意力
  • 漏水した時の初期行動

は、とっても大切だと学びました。

 

さいごに

 

漏水を経験することは少ないですが、その被害は意外と大きいです。

  • 金額面
  • 数か月の生活の制限
  • 精神的ショック
  • 近所との人間関係

に影響します。

 

  • 水もれカバーした保険加入
  • 水漏れの早期発見
  • 水漏れ時の初期行動

はとても大切です。

 

やしゅ
備えあれば憂いなし。

 

あらかじめ水漏れが起こるリスクを想定して、日ごろ準備しておくのは大事ではないでしょうか!

 

この記事が皆さんに少しでもお役にたてると嬉しいです。

 

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