こんにちは!やしゅです。
気になった本をたくさん読みます。
ところが、わたしが読書で困っていることは、
- しばらくするとすっかり忘れてしまうことです。
- 本を読んで楽しむとともに、本から得た知識や知恵を今後に活かしたいです。
- かといって、熟読するほどの時間はありません。
わたしと同じようなことを悩んでいる方は多いと思います。
読んだ本の内容を記憶にのこし、学んだことを今後に活かしたいと思っている方に
- すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法
をおすすめします。
この本を読むことで、
普通の本の読み方にプラスアルファの方法を加えるだけで、
今までと変わらない時間でも、ずっと本を理解して読むことができます。
この記事がみなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。
著者のプロフィール
著者:浅田すぐる(あさだすぐる)
「1枚」ワークス株式会社代表取締役。
- トヨタ自動車に入社後に独立。
- ビジネスコミュニケーションをテーマにした企業研修・講演・コンサルティングなどを行われています。
- 著書の中で『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』が有名です。
トヨタでは、プレゼンの配布資料は1枚の紙におさめるというのは有名な話です。
本の概要
- 本を目的意識をもって読み
- 理解し
- 今後に活かす
方法が紹介されています。
本を読んで、自分のものにして、活用するというとても知りたい内容です。
実際の方法の概略は、
- 本を読むきっかけとなった「目的」をはっきりとさせる。
- 当初の目的に沿って本を読み進める。
- 著者の文章をそのまま覚えるというのではなく、自分の言葉で咀嚼する。
- 自分流の言葉で、1冊につき20文字以内で簡潔に内容をまとめる。
そのためには、
- 本からキーワード(大事なフレーズ等)を16個以内(多すぎない)で書き出す。
- 本を読むきっかけ(Why)を書く(2~3つ)
- 本を読んで学んだ内容(What)を書く(2~3つ)
- 今後にどう活かすか(How)を書く(2~3つ)
勉強になったポイント
簡潔に、明瞭に書かれていました。
本を読む前に、その本を読む目的を文章として残しておく
本を読み始めた目的を文章として残すことで
- 本を読む目的を明確にする
- 本を読み進めながら目的を確認し、目的に沿った内容を中心に読む
ことができます。
この点では、本を満遍なく読むというよりも、目的に沿った内容中心に読みすすめるという、能動的な読み方になります。
内容の理解を助けるためのフレーズなどのキーワードを16個以内で書く
本を読んだ後にキーワードの書き出しを行います(が、本を読みながらでもいいと思います)。
あくまでも、短いキーワードで書くということが大切です。
短いキーワードにするという作業を経て、自分の頭で理解するということにつながります。
- 多すぎず、少なすぎず。
- 時間をかけず(10分以内)
がポイントです。
大事なのは、本に書いてあるフレーズを抜き出すのではなく、自分の言葉で書くということです。
本から得られたことをもとにして、今後にどう活かすかを書く
そして、
- 本から得られた内容を短く2~3つ程度書く
- 本から得られた内容をもとに、今後にどのように活かすかを2~3つ書く
- それとともに、本の内容を1文20字以内で要約。
あくまでも長々と書くわけでなく、短く簡潔に、自分の言葉で書くということが大切です。
この本で紹介されている本の読み方を、型にはまったやり方でやりやすいように1枚完結型のテンプレートを紹介しています。
最初のうちは、そのテンプレートを埋めるようにして進めていくと理解しやすいと思います。
紹介されている方法は
- とても簡単
- 時間もかからない
- 今後に応用できる
と有用な方法です。
この著者の他の作品
さいごに
- 目的意識をもって、
- 自分の言葉で本を理解する
- 簡潔にまとめる
方法が紹介された本です。
この本を読むことで簡単にこれからの本の読み方が変わります。
本を読みっぱなしにして、せっかく読んだ本の内容を忘れたり、今後に活かすことができない方には、とてもおすすめできる本です。
今回の記事が、みなさんに少しでもお役にたてるとうれしいです。