ミニバラを育てています。
この記事では、私がミニバラを育てるときに何年かかけてしてしまった、「車輪の再発明」をご紹介します。
最初の1年だけ咲いたミニバラ
ミニバラを知人にもらいました。
そして、もらった年(だけ!)に、ミニバラがきれいに沢山咲きました。
1つも咲きません。
その後も何年も何年も、バラは全く咲いてくれませんでした。
そして毎年、あれこれ試行錯誤していくうちに、だんだんバラの性質や手入れ方法がわかってきました。
そのおかげで去年はやっと4~5個のバラの花が咲きました!
- 4~5個と言っても、普通は1本の茎に何個もバラの花が咲くので、普通に考えると4~5個といっても本当にさみしいものです。
- でも、これまで全く咲かなかったので、それだけでもとてもうれしいです。
試行錯誤してきたこと
自己流であれこれ試してみました。
- 切った枝を、他の鉢に植えてみる
- 古い枝を切ってみる。
- Amazonでミニバラ用の肥料が売っていたので、それを買って鉢に投入する。
です。
わかったことは、
- 切った枝を、他の鉢に植えると、その枝が育って、バラが養殖できます(山のようにバラの茎・葉が増えます)。
- おかげで、1つの鉢のバラから切った枝を他の鉢に刺して育てることで、3つの鉢がバラ(の茎や葉)でいっぱいになりました。
でも、バラの花は咲かず。
もう一つ発見したことは、
- 古い枝からは花は咲かない。
- その年に新しくでた枝・茎からつぼみが出て、花が咲く。
今年の工夫
そして今年は、春先にバッサリと古い枝を切りました。
- 5 cmくらいの高さでバッサリと丸坊主にする感じです。
- 冬に葉が落ちて、茎や枝だけになっているので、その茎や枝をいさぎよく切ります!
すると、今年は、
今の時期に、青々と新芽が出てきて、あたらしい茎がたくさんでて、つぼみも沢山出てきました。
これまでで、一番の成長ぶりですので、花が沢山咲きそうな気配です。
親に今年のミニバラを自慢してショックを受けた
ミニバラを育てていることを親に言っていませんでした。
そして、今年は、工夫を重ねてやっとミニバラが沢山咲きそうです。
そのためには、バラの茎を短く剪定して、新しい芽をだしてあげるのがとても効果があるということを見つけた!
と、すごいことを発明したかのように、
「枝を春先にバッサリと切るのがコツだよ!」
と自慢げに話をしました。
すると、
親曰く、
と一言。
なんと、これまで私が数年間かけて、バラの性質をみながら、
新しい茎から花が咲くという性質をやっと見つけたのに、
親は「前から」知っていました!
やってしまった・・・という感じですが、これこそ車輪の再発明です。
* 車輪の再発名:すでにわかっている事やモノを、再度1から発明すること。
まさに、「やってしまった・・・」という感じでした。
幸いにも、効率を求めて育てていたわけでも、収益を上げようとしていたわけでもなかったからよかったものの、これが仕事だったら時間と労力の大きなロスになるところです。
教訓
私がしてしまった車輪の再発明。
凡人も時間をかければ、ある程度のところまで行くということを証明しているのだと思いますが・・・。
私が大発明をしたかのように思ったことは、親にとっては、普通の常識でした。
ちょっと恥ずかしいことをしてしまったので、特に自分への戒めの気持ちを込めて、皆さんにもご紹介しました。
もっと本なんかで調べていたらよかったのかもしれません。
いずれにしても、かなり遠回りしましたが、今年はバラの花がもうじき咲きそうです。