コラム

忘年会に行かない勇気

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わたし決めました。「忘年会にはもう行きません」。

 

やしゅ
新型コロナがおさまっても。

 

新型コロナが始まる前は、職場単位で50~100人くらいの忘年会に、いくつか参加していました。ところが新型コロナが流行すると、大規模の忘年会はぴたっと全面中止。

みなさんの職場でも「同じだよ」っていうところが多いと思います。

 

わたしが「忘年会にもう行かない」と決めたのは、新型コロナで飲み会が軒並み少なくなったことがきっかけです。

それはあくまでもきっかけであって、理由は行きたくないんですよ、きっと。

 

やしゅ
内輪のメンバーでワイワイ楽しい忘年会はいいですね

 

 

今の形式の職場の忘年会自体、戦後の日本の社会で経済が成長するのと並行して広まった行事です。

そもそもの忘年会が始まった時代には勢いよくみんなでワイワイ楽しんでいたのかもしれません。「今年の嫌なことも忘れてパーッと!」と勢いよく。でも少なくともわたしの周囲では、最近は形式ばった行事になっていました。

 

昔は普通にあったのに、今ではすっかりなくなってしまった、というのは意外とあります。

  • 理科の時にあった、石綿付き金網
  • 身長測定だけでなく、座高測定
  • 何かしでかしたら、頭を「ポカ」と「げんこつ」

 

同じように無くなってしまうものの一つに「形式ばった」忘年会もあるんじゃないかと思います。この2~3年の流れは、そんな流れですよ、きっと。

職場で形式的に・大々的にやらなくてよくて、集まりたいメンバーで楽しむ年忘れの飲み会でいいんじゃないでしょうか。

 

そして今年も「新型コロナが、まだ収束していないから今年の忘年会はありません」というお知らせが届きました

 

「新型コロナが収束するか」

「収束した時に前と同じ忘年会が開けるか」

というのも気になりますが、そもそも忘年会に参加したいと思っている人は、全体のごく一部なんじゃないかと思っています。

忘年会が今年もなくて、かえって気楽になった人の方が多いはず。

 

忘年会を開くためには、場所をおさえて、案内状を出して、参加者を確認して、会場とやりとりして、、、とたくさんの手間がかかります。

それに職場のボス自身も喜んで、大変な忘年会を開きたいと思っていないはず。

ボスもさらにその上司やOBなどの周りに気を使って、「残念ながら!今年も忘年会を開けません」という手紙を3年連続でだしているんだろうと思います。

 

やしゅ
わたしは忘年会にはいかないと決めました。

 

職場の大規模な忘年会が開催される時代が来るのでしょうか?来ないのに一票を投じたい。

そしてもうそろそろ、ボスが「忘年会は(今後)開きません」と決断する勇気を持ってくれたらなと、勝手にどこかで「ひそかに」思っています。

 

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