簿記3級レベルを独学で学習するために、簿記の参考書を買いました。
評判が良いTAC出版の「スッキリわかる日商簿記3級」です。
でも読み始めてみると、新しく聞く単語が山のように出てきます。
そうすると、メダパニの呪文にかかったみたいで頭の中は混乱状態。
- 簿記なんて知らない方が簿記3級を受けるにあたって、最初はわたしと同じようにちんぷんかんぷんに 感じる方が多いはず。
- でもくじけずにさらっと読み通して乗り切ることにしました。
- そんな私の経験をご紹介します。
ここでくじけずにさらっと難しく考えずに「さらっと」読み通すことでそこで何かがわかるはず。
迷わず行けよ 行けばわかるさ(アントニオ猪木)
基本的には共通した帳簿のつけ方が簿記らしいですから。
一部の人だけにしか理解できなかったら、そんな共通した方法にはならないはず。
習うより慣れよ、と信じて。
簿記3級の参考書を初めて読むとちんぷんかんぷんだった
最初から読んでみました。
- 一番最初に書いてある「スタートアップ講義」という、簿記の全体的な流れを知ることができる、まえがきみたいな章
- その次の「第1章 簿記の基礎」
は、そんなに難しく書いてなくて、わからないところはあるにしても、「なるほどね」と安心して納得できるくらいの理解はできました。
簿記では帳簿に記入しますが、帳簿への記入方法についての説明が延々と続きます。
お金を受け取ったり、払ったりするときにもいろんな方法やパターンがありますから。
- お金を払うにしても、現金で払う他にも、つけ、小切手、カードで払う、といった風にいろんな方法があります。
- お金の受け取り方法についても然りです。
それから、
現金、売上、資本金という言葉は聞いたことがり、イメージがつくにしても、
- クレジット買掛金
- 売掛金
- 当座借越
- 小口現金
- 電子記録債務
- 手形貸付金・・・
と山のように次から次に新しい単語が現れます。
このよくわからない単語のオンパレードのため、頭は苦痛で拒否反応を起こしました。
- わかってないという感覚がハンパない感じ。
- 劣等感を味わって、ピシャリと「そんなに甘いものではありませんよ!」と言われているような気分になります。
「習うより慣れよ」と信じたい
最初の段階ではわからなくても、繰り返し読むのが大事なのではないかと、ポジティブに解釈しました。
昔から、はじめはなんでも難しいという諺(ことわざ)はあったからね
習うより慣れよ
読書百篇意自ずから通ず
のとおり、はじめは難しくてわからなくても繰り返し読んでいると、自然と理解できるようになるという諺(ことわざ)が昔からありますから。
大学時代に、知らない専門用語のオンパレードだったことを思い出した
学生時代に教科書を開くと、専門用語のオンパレードだったことを思い出しました。
専門用語の意味を間違ってとらえると大変なので、最初のうちは電子辞書で山のように専門用語の意味を確認してきました。
最初のうちは大変でしたが、そのうちその専門用語を頻繁に見たり、自分で使っていくうちに、それが普通の言葉になっていきました。
そのうち言葉のニュアンスがわかってきて、言葉を聞くとイメージが頭の中に思い浮かぶようになると楽。
一度で覚えるのではなく、まず一通り読む。そして繰り返し読む。
1回で覚えようとしない。
1回で覚えようとすると、労力と時間のわりに、覚えるものが少ないからです。
なんども見て、口に出して、「習うより慣れよ」の気持ちで進めています。
国語の教科書を読むときだって、はじめて読む文章はつまずきますが、そのうち流ちょうに読めるようになるのと一緒。
最初はわからないのが当たり前だと思って。
さいごに
わたしの
簿記3級の参考書をはじめて読んで、ちんぷんかんぷんだった件
をご紹介しました。
よく知らない分野を学習しようとするみなさんも、最初はたぶん同じような思いをしている人が多いのではないかと思っています。
そう思ってこの記事で最初の「わたしのつまずき」ご紹介しました。
全く知らない分野を学習しているのだから当たり前。
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