コラム

机で勉強すること、机から離れること

2022年4月2日

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小学校に入るときに、自宅にを買ってもらいます。

  • 自分のモノの整理整頓するスペースでもありますが、はなんといっても勉強をするスペースになります。
  • その数年後の受験勉強の期間も、も長い時間を机と共に過ごし、参考書や問題集と向き合います。

 

やしゅ
集中できる環境を整えるのは大切。

 

確かに「あらかじめ"解答"が準備されている問題文があり、それを解く」という学生時代の勉強には、机で学習するのが適しています

  • 机に向かえば「勉強する」という先入観があるため、机に向かうと集中して、目の前の課題に取り組むモードに入るからです。
  • 机の周りには、テレビなどの気が散るモノがありませんし、机に向かって集中しているのを周囲の人が目にすると、邪魔しないように周囲も気を使ってくれます。

 

 

でも創造的な行い、たとえばアイディアやひらめきを考え付くときには、机に向かって集中していても、意外と空回りします。

  • 机では「アイディアを思い浮かべよう!」と攻めの姿勢で取り組んでも、空振り率が高く疲れるばかり。
  • 集中しようとしても、「ひらめき」を机の上でゲットするには、最悪の効率の悪さです。

 

 

むしろ、ひらめきは、机に向かうという集中から少し離れて、風呂に入っているとき、電車やバスに乗っているとき、好きな本をながめているときに、どこかから頭の中に舞い降ります。

  • そこでは集中せずに、ぼーっと考え事をしていても。
  • ぼーっとしていてアイディアを必ずゲットできる保証はありませんが、集中や努力が必要がありませんから、とてもお得です。

 

 

ぼーっとしているときにアイディアを得る確率を高めるためには、あらかじめ頭の中に必要な前情報を入れておき、そこからいったん離れて頭を休ませたときに出やすい気がします。

その瞬間のアイディアを書き留めて、明文化できれば儲けものです。

 

やしゅ
前情報がないときには、ひらめいていてもそれを、アイディアと気づくチャンスを逃しているだけなのかもしれません。

 

机で学ぶ時間をとることは大事ですが、机から離れる時間をとるのも大事。

むしろ机から離れた方が、創造的な作業に取り組むときには効率的です。

 

 

  • 机の上で勉強するのは単純作業
  • 創造的な作業の時には机から離れてぼーっとしてアイディアが降ってくるチャンスをものにする

 

なんでもかんでも、「勉強するから、机に向かわなくちゃ!」という、硬い頭をほぐそうと思っています。

 

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