LINEをよく使ってきました。
みなさんと一緒だと思います。
先日アプリの個人情報が海外で管理されていたというニュースで話題になっていました。
そんな中に、国産のアプリの「Chatwork」があることを知りました。
- 国産のアプリ
- すでに多くの企業で利用されているという実績がある
と、不安だったときに見つけた魅力的なアプリです。
わたしと同じように、
- LINEの他のチャットアプリを使ってみたい
- 今のアプリに不安がある
- 個人情報を考えて国産のアプリに関心がある
という方に、Chatworkというアプリをわたしが使い始めた経験からアプリの特徴をご紹介します。
- どのアプリにも個性がありますし、機能に違いや制限があります。
- でも制限された環境のなかでは工夫をしたらいいですし、実際に工夫をすることで今では十分にChatworkを使っています。
- いかに納得してアプリを使うかも大事です。
気になる方はChatworkを使ってみませんか?
使い始めた理由
2021年3月にLINEを使っている人たちの個人情報が、使っている人が納得しないようなやり方で管理されていたということでニュースになりました。
自治体でもLINEを使うのを控えるようなニュースもありましたから、使っている側としてはなおさら不安になりました。
そんな事を言っても実際は、いろんな海外のアプリやサービスを利用することが多いため、個人情報が海外で管理されていることはよくあることだと思います。
注意ポイント
- LINEに関連するニュースを見ても、直接的にはそれほど大きな問題ではなさそうです。
- それにこれを機会に更に厳密にそして多くの人の理解が得られるように個人情報を管理するようになっているでしょう。
そんな中に、「Chatwork」という国産のチャットアプリがあることを知りました。
実際に使ってみてどうだったか
「チャットワーク」という名前の通り、仕事で使うチャットのアプリです。
まずメールと違って使いやすいのは、「いつもお世話になっております」などの文章を、文頭に挨拶の文章を入れなくていいことです。
- この点ではLINEも同じです。
- 基本的に要件だけ書けばすみます。
- 書くのにも読むのにも、そして理解するのにも楽です。
LINEからChatworkに乗り換えた直後
LINEとは大きく違っていてショックを受けました。
LINEでは普通と思っていた機能やデザインがChatworkには無いからです。
LINEは見た目やデザインがプライベート仕様で、洗練されていました。
ところがChatworkでは、
- 無骨なイメージ
- 機能のシンプルさ
が目立ちました。
多くの方は、LINEでできたことがChatworkでもできることを期待していると思いますが、使った印象も感覚としてもかなりデザインが削ぎ落とされている感じがします。
- かわいらしさ
- プライベートで使える感
が少ないです。
なんと言っても「スタンプ」がありません。
もちろん、もとはビジネス用途のアプリなのでしょうから、仕事で使うツールとしてはスタンプや可愛らしさは必要ないのかもしれません。
プライベートで使うと、なんだか一昔前にPCで行っていたチャットをしている感覚を思い出しました。
繰り返しますが、LINEのような豊富なスタンプがありません。
- スタンプ機能って便利ですよね。
- 文章だけでは伝わらないニュアンスや、感情が伝わりますから。
- 気軽ですし。
1ヶ月たった今
今では普通にChatworkをメインに使っています。
- 何の違和感もなく。
デザインについては、見慣れると普通に見えてきますし、このシンプルさが逆に使いやすい気がします。
ただし周囲がLINEを使っていればLINEを使うことになります。
行政の多くもLINEを広報などで利用しています。
メリットが多い場合にはわたしはLINEも利用しますが、8割はChatworkを使っています。
そうであっても、1ヶ月たった今でもスタンプ機能がないのが一番の痛手です。
文章のみで頭の中にある伝えたいことや感情を表現して相手に伝えるのは気を使います。
ストレートな文章、勘違いしそうな文章でないか心配ですし、逆にこちらが起こっているのかと思われるといけないと思って気を使います。
機能が制限されていれば、制限されている中で工夫をしだします
機能が制限されていると、逆にその範囲で色々と工夫をするものです。
例えばスタンプ機能の代わりの手段として、昔はよく見かけた絵文字を使うことで代用できます。
- m(_ _)m
などの絵文字を使えばいいですね。
- ガラケーではよく見かけました。
そうであっても、やっぱりスタンプ機能は今でもとても便利な機能だと思っています。
ぜひともChatworkについて欲しい機能です!
あくまでもビジネス用途のアプリなのかもしれません。
ビジネス用途ならスタンプはそれほど必要ありませんが、プライベートで使うなら寂しいです。
メリット・デメリット・注意点
メリット
なんと言っても「国産」のアプリで、すでに多くの企業で使用されているという安心感があります。
シンプルさ。
- 使い始めた当初は、一昔前に戻ったような気分になりましたが、今ではこのシンプルさは逆にスッキリしていると思っています。
写真などの過去のデータが消えません。
- 送ってもらった大事な写真を急いで保存する必要がありません。
メールのようにWord、Excel、PDFなどのファイルを送ることができます。
- 最大5GBのファイルのやり取りができますので、これはかなり大きなメリットです。
- メールでは大きなサイズのファイルは送ることができないことが多いですから。
PCでもスマホでも利用することができます。
その他、タスク管理という機能が便利と評判です。
- わたしの場合はタスクはすでに別に管理していますので使っていません。
デメリット
LINEを使っていた場合に、Chatworkに乗り換えるとかなりの異和感があります。
- 少し前に逆戻りした気分ですが、逆に言うとシンプルですっきりしています。
また見た目とそれから受ける印象はとても大事です。
- これらがどうしても気に入らない、カスタマイズできないことが嫌な場合には、大きなデメリットでしょう。
繰り返しになりますが、スタンプ機能がありません。
注意点
LINEにあった既読機能がありません。
- 手動でメッセージを読んだことを相手に伝える機能はあります。
既読機能がないことは欠点のようにも思えますが、逆にメリットでもあります。
- LINEのようにメッセージを見た瞬間に既読となる場合には、すぐに何か返信しないといけないと考えてしまいます。
- するとそこで作業や仕事が中断してしまうからです。
- 既読機能がなければ、すこしして仕事が一段落してから返信する事ができます。
つまり、自分で自分が使う時間を管理できるということです。
自分なりの使い方
普段の生活では8割はChatworkを使っています。
まだまだLINEを使っている方やLINEを利用している行政があるため、無理せずLINEを使ったほうがメリットが大きいと思った場合にはLINEを使うようにしています。
Chatworkをおすすめできる人
- ビジネス用途
- スタンプ機能がなくても大丈夫なかた
- 大きなサイズのファイルのやりとりをしたい肩
- 心情的に国産のほうが良いと思う方
- 既読機能が不要な方
- シンプルな機能の方がいい方
には普通におすすめです。
そうでなければ、多くの企業で使われているはずもないでしょうから。
さいごに
LINEから国産のチャットアプリの「Chatwork」に乗り換えたわたしの経験をご紹介しました。
使い始めはLINEでできたこと・してきたことを、Chatworkにも期待してがっかりするかもしれません。
でもしばらく使っていれば、シンプルで使いやすいアプリですよ。
LINEにはない機能もあります。
国産ですし、日本を応援しているような気持ちにもなれます。
当面は絵文字で代替が必要です。
この記事がみなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。