疲れにくいペンは、
- Dr.Grip 4+1(ドクターグリップ4+1)と
- JETSTREAM 4 & 1(ジェットストリーム 4 & 1)
のどちらかなぁ?
と迷っている方に、
パイロットから発売されているDr.Gripをお勧めします。
わたしは、
その結果、痛くなり仕事に支障が出るようになりました。
そんな中、
- ペンをいくつか試してDr.Gripを使ってみて、改めて疲れにくい・指が痛くなりにくいことがわかりました。
- また、その中で、いくつかのペンを試してきました。
- そして使うペンを変えることで、今では指の痛みもよくなっています。
この記事では、
とても似ているDr.Grip 4+1とJETSTREAM 4 & 1を比べてみて、
- 疲れにくい
- 指が痛くなり難い
という視点からDr.Gripの良さをご紹介します。
疲れにくい、指にやさしいペンを探している方のお役に立てれば嬉しいです。
Dr. Grip 4+1とJETSTREAM 4 & 1を比較
- JETSTREAMは三菱鉛筆
- Dr.Gripはパイロットコーポレーション
の商品です。
似ているところ
Dr.Grip 4+1とJETSTREAM 4 & 1は、
- 機能的
- 外観・太さ
がとても似ています。
機能面
どちらも4色ボールペン+シャープペンで便利ですし、同じくらい書きやすいです。
外観
太さ・長さについても、実用上同等と考えていいと思います。
4色ボールペン+シャープペンの多機能性をペンの中に収容し、軸の太さも一般的なボールペンよりも太いという点も共通しています。
インク
- Dr.Gripはアクロインク
- JET STREAMはジェットストリームインク
で、いずれも低粘度油性インクです。
インクの性質の違い(インクの色、乾きやすさ、紙への浸透度)は多少あります。
それに、0.5 mmや0.7 mmなどのボールペンの太さによっても使い勝手は違います。
メモ
低粘度油性ボールペン
従来の一般的な油性ボールペンと比べると、筆圧が3~4割低くても文字を書くことができるという、とてもなめらかな書き味なのが特徴。
低粘度油性ボールペンが広まる前は、
油性インク、水性インク、ゲルインクがありました。
- 油性インクは、紙との摩擦が高く、筆圧がある程度必要ですが、耐水性で優れています。
- 水性インクは、紙との摩擦が低いのですが、耐水性の面では劣ります。
- ゲルインクは紙との摩擦が低く、耐水性にも優れたものが多いため、いいとこどりのような気がしますが、インクの減りがはやいので替え芯のインクをすぐに使い切ってしまいがちです。
低粘度油性ボールペンはJETSTREAMがその認知度を爆発的に広めたのは間違いありません。
油性で耐水性があるのに低粘度というのインクで、紙との摩擦を低くしなめらかに文字を書くことができます。
Dr.Grip 4+1の方がいいところ
形では、グリップの両端が反っています。
また、弾力性は、Dr.Gripの方が柔らかいです。
この辺りは好みになるかもしれませんが、ペンを保持するという意味ではこれらはDr.Gripの利点です。
JETSTREAM 4 & 1の方がいいところ
格好
シルエットを見ると、Dr.Gripはグリップのペン先側が反っています。
これがDr.Gripたる所以(ゆえん)なので、機能上仕方ないのですが、
デザイン上は、グリップが水平で、そのままペン先に移行するJETSTREAMの方がスマートです。
軸の上半分
字を書こうとペン先を紙につけると、その反動でシャープペンがペンの中に戻ってしまいました。
それに比べて、JETSTEAMはカチッとしており安定感があります。
疲れにくい・指が痛くなりにくいのは、「Dr.Grip」でした!
「疲れにくい・指が痛くなりくい」という点では、Dr.Gripの方でした。
インクの滑らかさ、軸の太さはほぼ同様ですが
グリップ部分は
- たかがグリップ
- されどグリップ
で材質と形の小さな違いであっても、長時間使っていると、疲れやすさ・にくさにつながっていると思っています。
グリップの材質や形の違い
最大のDr.Gripの特徴はやっぱりグリップ部分。
このグリップの材質や形が少し違っています。
文字を書くときには
(1)ペンを保持する力
(2)字を書くためにペン先側に向かって圧をかける力
が必要です。
この力は軽い方が長時間使っていても疲れにくいし、楽に書くことができます。
Dr.Gripは「グリップ」という名前が入っているように、そのグリップ部分が特徴です。
- グリップの部分の弾力があるため、指でペンを保持しやすい
- グリップのペン先側が反っているため、ペンを保持する人差し指やおや指がその「グリップの反り」に引っかかる
ため、Dr.Gripの方が少ない力で紙にペン先に筆圧をかけて文字を書くのが楽です。
SETSTREAMでも、同様にグリップの部分はゴムですがDr.Gripと比較すると
- グリップがやや硬い
- グリップのペン先側に反りがないため、Dr.Gripよりもやや筆圧が必要
でした。
でも、疲れにくさ、指の痛くなり難さの点からは、Dr.Gripの方が人間工学を考えて作られている点で使いやすかったです。
疲れにくい・指が痛くなりくいための他の要素
インク
Dr.Grip、JETSTREAMともに、実用上はほぼ同等でした。
低粘度油性インクでどちらも滑らかな書き心地に改良されたインクを使っています。
従来の油性インクだと文字がかすを防ぐため、もう少し高い筆圧で文字を書く必要がありますが、低粘度油性インクのためにそれが改善されています。
多少の個人の好み(インクの色、乾きやすさ、紙への浸透度)はペン先の太さ(0.5や0.7 mm)によっても違ってくるかもしれません。
ペンの太さ
Dr.Grip、JETSTREAMともに、実用上はほぼ同等でした。
太さについても、細いと、指でペンを保持するのに指の力がつよくなってしまい、疲れやすいのですが、どちらも指への負担を考えると細すぎない太さです。
さいごに
Dr.GripとJETSTREAMを主観的に比較して、長時間使っていて疲れにくさ、指への負担の軽さの点からの違いをご紹介しました。
実際毎日たくさんの文字を書いていて指が痛くなった私の経験から、
長時間使っていて疲れにくい、指に負担がかかりにくい点では
Dr.Gripの方が
- グリップのペン先側の反り
- グリップの弾力性
があり、指のグリップへ安定感があるために少ない力で文字を書くことができました。
でも、もし文字をたくさん書いていて疲れやすい、筆圧が強くて指が痛いような方には、
「しばらく」の間、Dr.Gripを使ってみる価値はあると思いますので、試してみるのをお勧めします。
(「しばらく」というのは、筆圧が低くても文字を書くことができるのに慣れてくるのに時間がかかるためです)
この記事を読んでいただきありがとうございました。
すこしでも困っている方のお役に立てると嬉しいです。