「ベストセラー作家になりたい!」
と思っても、なかなかなれませんよね。
必要なのは、ペンと紙。
誰もが持っているモノです。
ベストセラー作家と自分では何が違うんでしょうね。
そんなベストセラー作家の才能がないにしても、
- 日常の文章
- ブログ記事
- 日記や会社の報告書
など、日常で関係する文章を分かりやすく通じるように書きたいですよね。
文章を分かりやすく書きたい方に
藤吉豊さん、小川真理子さんによる本『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
をご紹介します。
それも短時間でベストセラー作家による文章を書くエッセンスのまとめを知ることができます。
本の特徴
- 「文章の書き方」をテーマにした本を100冊、ベストセラーやロングセラーから選出。
- 次に、それぞれの本の中で文章の書き方について紹介しているノウハウを抽出。
- 共通して書かれているノウハウを頻度が多い順にランキング。
- 1~40位まで紹介。
という本です。
同じような本で有名な本に「7つの習慣」があります。
- 「成功」をテーマにした書籍を約200年分調べて、それらの共通点を研究し、成功するために必要な習慣をまとめた本です。
- つまり、「成功のための原理原則」をまとめた本で、世界で4000万部以上販売されているビジネス書です。
読み始めたきっかけ
最近はブログで記事を書く時に文章を自分で書くという作業に取り組みました。
分かりやすく書きたいと初めて思い始めました。
分かりやすく書いているつもりでも、実際は分かりやすく書けているのか全く分かりませんし自信もありません。
書き方というのは、学生時代以後も意外と教わらないものです。
もちろん普段なんとなく文章を書いていますが、工夫していても我流ですので自信もありません。
それにしても、分かりやすい文章ってどんな文章なのでしょう?
我流でこれまで工夫してきたことを続けてもいいのでしょうか?
そう思って、書き方についての本を読むことにしました。
みなさんにおすすめする3つのメリット
知っていると思っていても、実際に言語化できるほど知っているとは限らない
文章を分かりやすく書こうと心がけていると、この本で書いてあるノウハウの過半数はある程度頭の中では感じていることが多いかもしれません。
でも、潜在意識の中で知っていることと、それを言語化したうえで知っていることの間には大きな差があると思います。
そして言語化されたものを知ることで、自分の潜在意識の中にあるものが明瞭になります。
潜在意識の中を言語化することで、自分の潜在意識の中にあることがクリアになり、改めて意識できます。
学ぶのと学ばないのは違う
日常で日本語を使っていますが、それでも意外と知らないルールがあるものです。
ある英国人は学生時代に文法の授業がなかったため、間違った文法を使ってしまうと言っていました。
- 日常会話ではなく、本や論文に書くときの文法です。
- 日常ではそれほど難しい構文をつかわないため、本や論文を書かない限り困らないようです。
- おまけに彼は大学の教員をしているくらいでしたので、それなりにこれまで勉強してトレーニングを受けてきました。
- そんな英国人であっても英文法を間違うという、なんとも考えさせられます。
日本語でも同様で、ある程度知っていても、分かりやすい文章を書く人と、小難しい文章を書く人がいます。
才能によるところもあるかもしれませんが、知っているのと知らないだけというのは多々あります。
日本人であるわたしたちは普段日本語を普通に使っていますが、この本から改めて学ぶところは大きいと思います。
一流の人が心がけているコツを短時間に知ることができる
コツが1位から40位まで紹介されています。
誰もができるものです。
少なくとも40個は、作家のコツを知ることができます。
短くまとまっているため、短時間で読み終わります。
著者の藤吉豊さん、小川真理子さんが関わった本
さいごに
藤吉豊さん、小川真理子さんによる本『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』をご紹介しました。
40のポイントのそれぞれについてはこの記事ではご紹介しませんでしたが、
実際に読んでみると、100冊のエッセンスをとても短くまとめられています。
誰でも自分の文章を書くときに取り入れることができるエッセンスばかりです。
本自体を読む時間は短く、さらっと読み終わることができます。
そして、ブログを読んでいる人に利益を還元できればうれしいですよね。
この記事がみなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。