わたし自身仕事や私生活でもパソコンを使っているけれども、ちょっと調べ物をしようと思っていると、途中でわき道にそれたり、そのわき道をぐいぐい進んで行ったり。
ついには、当初の目的とは全く違ったことをしている。そして思う「あれっ?何していたんだっけ」。
モノを使っていても、実際には使われているということは実際に、こんな感じで日常でよく経験します。
わたし自身、職場では手書きが多いものの、特定の仕事ではパソコンも利用します。なので仕事でどうしてもパソコンが必要な場面があるから、一人ひとり、自分専用のデスクトップパソコンを職場から用意されています。
ところが職場支給のパソコンたるや、遅いのなんの。新しいけれども、よくわからないけど、基本性能が遅いんだと思います。
- ワープロソフトを使おうと思ったら、パソコンの画面が使えるようになるまで2~3分かかり、アプリを使うとその起動にしばらくかかるから。インターネットブラウザを開くのも、1分くらいはかかっているんじゃないかというくらい。
パソコンの前でぼーっとソフトが動き出すのを待っている時間が多いという、まさに時間泥棒のパソコンです。
解決するために打ちやすいキーボードも持ち込んだりして。ときには時間がもったいないため、かえって手書きの方が時間短縮になるから「手書きで書類を書いちゃえ(!)」という状態で仕事をしています。
こんな感じで職場のパソコンが遅いと、極力、職場備え付けのパソコンを使わないようになっています。ヘンテコに職場順応している状態。本末転倒というか。
その代わりに、快適に動く自分のパソコンを持ち込んで、支障がない範囲で自分のパソコンを使うようにしました。そうすると時間をとっても節約できます。なんといっても、「パソコンを使っている人間がパソコンに使われているような気分になる」プチストレスがなくなるだけでも、すがすがしい気持ちです。
といっても、快適すぎて、ワープロに限らずあれこれたくさんのことをしてしまって、いくら仕事に関係しているといっても、いわゆるネットサーフィン風に関心があちこちに移動して、いつの間にか時間を浪費している自分に気づきます。
つまりは、パソコンは使いにくくても快適でも、どちらにしても時間を浪費しやすい魔法の箱なんじゃないかと思っています。
自分で目的をもって使わないと、逆にパソコンに使われているという状態になりがちなんです。
- これはスマホも一緒。
- テレビも一緒。
「自分から目的をもって文明の利器を使わないとね」ということなんだろうと思う。
あくまでもわたしたち人間が主役なんだと肝に銘じて、モノを使っていくのがこれからの時代必要なのかもしれない。
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