- Twitterでフォロワーを増やしたいけど、どうしたらいいの?
- インフルエンサーがどのように考えて、Twitterを使っているか・利用しているか知りたい
- SNSを使ったセルフブランディングに興味がある
また、SNSをしていなくても、セルフブランディングに興味がある方は多いと思います。
そのような疑問を解決してくれるのが、
「共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る (幻冬舎単行本)」
です。
この本ではインフルエンサーのSNSに対する姿勢や考え方、そしてそのコツを紹介しています。
また、この本を読むことで、
- Twitterやブログで応援してくれるフォロワーやファンを増やすための方法
- インフルエンサーとしてのファンを増やすことへの情熱
- SNSでファンを増やして仕事につなげる方法
を知ることができます。
Contents
著者のプロフィール
ポイント
ゆうこす(菅本裕子:すがもとゆうこ)
- ニックネームは「ゆうこす」。「モテるために生きている」、自称「モテクリエイター」。
- もとHKT48メンバー。
- インフルエンサーとして人気で、SNSの総フォロワー数は約150万人。
- 8割が女性という女性に人気の実業家、タレント。
このように、もとはアイドルになるくらい素質はある女性で、現在はインフルエンサーとして活躍されています。
ただし、SNSを始めるにあたっては相当苦労されており、始めた当初はフォロワー数は多かったものの、共感してもらえるファンはごく一部だったそうです。
その成功する過程は孤独で、周囲には継続できず発信をやめる人が多いのを見てきて、あきらめない継続力が必要と著者も述べています。
そして、「ゆうこす」は成功し続けたというわけではなく、いろんな失敗を経験しながらも、熱狂的なファンを集めてインフルエンサーになりました。
本の概要
SNSでの自分づくりを設定する
- SNSでは自分がやりたいことをテーマにする(そうしないと継続できない)。
- (1) SNSの対象者、(2) 自分の夢、(3) これからのストーリー を設定する。
- これらをしっかりと明確化しておき、応援や共感につながる発信をする。
単なるフォロワーではなくファンを増やし、SNSを仕事につなげる!
単にフォロワーが多いだけなら、 仕事に繋がりません。
自分のやりたいことで仕事につながるためには、フォロワーにファンになってもらうことが大切。
ニッチな分野でトップに。SNSばかりでなく人脈も大切に。
SNSでインフルエンサーになったとしても、仕事に結びつかなければ生活が成り立ちません。
そのためには競合が多い世界でより上を目指すのではなく、むしろ、小さな世界(ニッチな分野)で「トップ」になることのほうが大切。
人脈もとても大切で、そのためには、自分に興味を持ってもらう必要がある。
そのためには特に最初の出会いの時が大切で、記憶に残るような強烈な印象をその時につくる。
その印象は、ファッションでもいいし、相手が興味を引くモノ・コトを取り入れる。
自分の気付き
フォロワー数を単に増やすのではなく、ファンを増やす
フォロワーが〇〇万人!など、フォロワー数の多さがよくひきあいにだされますが、それよりも大事なのはファンを増やすことが大切ですね。
ファン = 熱心に自分を応援してくれる人。
そのためには
- 応援しやすいように、自分の考えや姿勢を示す情報を発信すること。
- そして、フォロワーのメリットになることをどれだけ提供すること。
- また、フォロワー間で、応援しようというつながり・共感が生まれることも大事。
フォロワーのメリットになることを提供できなければ、ファンが離れていくのも仕方がないのかもしれません。
セルフプロデュースをしっかりと
- 自分のキャラの設定
- 自分の行動のストーリーの設定
- 自分が発信する対象者の明確化
自分を知らない人が多い世界。
ファンが、自分を応援しやすい環境・状況をつくる。
ファンは応援するにしても、なんとなく応援するのと、目的を持って応援するのでは応援の度合いが違うのでしょう。
この本でエッセンスを得られるのはとてもお得
ここでは紹介できないくらい、他にもたくさんのコツやSNSを使う上での本質的な考え方が紹介されています。
もちろん、ここまでの考えに到達するためには紆余曲折があったはずです。
才能がもともとあったのでしょうし、聡明な方とは思います。
その上で、多くを経験し、失敗を重ね、そこから学び取ったことを次に生かすという創意工夫があったからこそ成功したのでしょうね。
つまり、才能プラス情熱+努力・継続の力があったから。
その結果が、SNSでインフルエンサーとして活躍し、そしてファンを増やし、巻き込んで実業家として成功するという、SNSだけで終わらず、仕事にも結び付けることができたのでしょう。
さいごに
- インフルエンサーレベルのプロはSNSに対する考え方・取り組み方、その情熱がすごいですね。
- また、単にSNSで有名になるので終わるのではなく、それを仕事に結びつけ、商品開発するなどして、更にファンと一体化して取り組み、ファンに満足してもらうという姿勢はとても参考になります。
- 単にフォロワーを増やすのではなく、フォロワーをファンにすることで、人生を変えることができるでしょう。
- 気になる方はぜひ読んでみてください。「ゆうこす」の情熱を知って、「ファン」になるかもしれません。