人生楽しまなきゃ、損。
そんなことはたくさんの人が思っていることで、当たり前かもしれません。
先日、人生は何日あるのか数えてみました。
概算ですが、人生約3万日。
- 約80歳まで生きると仮定して計算すると、1年365日×80年=2万9200日だからです。
もしあなたが30歳になっていたら、残り約2万日。
50歳になっていたら、残り1万日。
60歳だったら、残り約7千日。
定年が65歳とすると、定年後は約5千5百日です。
わたしの感想は、「人生は意外と短い」です。
- それだけ油断して生活してきたということかもしれません。
- まだまだこれからだと「心のどこか」で思っていたのに、残りはこんなに少なくなっていたのかと思ってしまいました。
そしてこの計算の「盲点」は、人生を、予定通り80年間「楽しんで」生きられるとは限らないということです。
東京帝国大学教授の寺田寅彦博士の名言があります。
火災や地震などの災害に関心を持っていた物理学者です。
天災は忘れたころにやってくる
阪神淡路大震災(1995年)、東日本大震災(2011年)しかりですが、自然の力は大きく、わたしたちの人生に大きな影響を与えます。
歴史的にも、大きな震災はちょうど忘れたころにやってきます。
さらには、交通事故も。
天災、人災以外にも、
50歳から定年にかけて、脳卒中や心臓の病気にかかりやすくなり、60台後半以降はなおさらです。
定年後の、病気をどんどんしやすくなる年頃に、
- 趣味を満喫しよう
- 日本全国の温泉を楽しみたい
- 世界旅行してみたい
と思っていても、病気を持っているとできなくなる(かも)ということです。
年を重ねて体力が落ちればなおさらです。
生まれ持った体質はある程度仕方ないとして、
大事なことは、日頃の自分の体のチェックとメンテナンス。
特におかしいなと思ったら敏感にケアすることなのかなと思っています。
不調はないけれども、人生をちょっとでも長く楽しみたいから。
それからもう一つ、もっと大事なことは定年後に楽しむのではなく、今日から楽しむことなのかもしれません。
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