この記事はこんな方にオススメ
ステンレスフライパンで目玉焼きを作りたい
フライパンには、テフロン加工されているもののほかに、ステンレスや鉄製のフライパンがあります。
よく使うのはテフロン加工のフライパンです。
- 具材がフライパンにくっつきません
- テフロンがはがれるため、定期的(数年おき)に買い替えないといけません
- それにフッ素樹脂(テフロン)が体に悪影響を与えるのではと心配な方も多いかもしれません(空焚きしなければいいのですが)
対照的にステンレス製のフライパンは、
- そもそもコーティーングされていないため、定期的な買い替え不要
- 水と洗剤で洗えば、ピカピカな状態に保てる
- ステンレス製のフライパンが台所にあると、おしゃれ感あり
- なんといっても、お気に入りのフライパンを長年使い続けることができる
というメリットがあります。
ところが、ステンレス製のフライパンの大きなデメリットとしては、
テフロンのフライパンと同じ感覚でステンレス製のフライパンで調理すると、料理がフライパンに焼き付いて、「普通に」失敗します。

ステンレスフライパンで目玉焼きを作る方法
をご紹介します。
実際にわたしが何も考えずに普通にステンレス製のフライパンで調理すると、出来上がりはかなり悲惨な目玉焼きでした。
でも今回ご紹介する方法を使うと、ほぼ(100%に近い確率で)成功します。
初心者でもできる!「ステンレス」フライパンで目玉焼きを作ってみた

卵2個を茶碗などにあらかじめ割って準備しておきます
- 直接フライパンの上で割って、もしも殻が入り込んだときに取り除くのが大変だからです
フライパンを中火で4分間しっかり加熱。
- (わが家のIHヒーターでは、「1」~「9」段階まで調節できるうちの、「5」で加熱)
- しっかり加熱できると、水滴をフライパンに落とすと、フライパンの上を水滴が転がり続けます(この状態になるまでしっかり加熱します)。
火力を弱火(わが家のIHヒーターでは「2」)にします。
油を大さじ2杯、フライパンに入れます。

油はお好みで。今回はキャノーラ油を使いましたが、オリーブオイルもOKです。
この時の火加減は、油が蒸発して淡い煙が見える状態だったらOKです(もし煙が出なかったらもう少し熱するのがオススメ)。
卵を2個入れます。

卵を入れた直後です。白身はすぐに透明→白色に変わります。
すぐに蓋をして、火を止めます。
4~6分放置し、余熱で目玉焼きができるのを待ちます。
お好みの火加減の目玉(半熟~しっかり焼き)になったら、ふたを開けて、ヘラですくって皿に盛ります。

ヘラでとるのがオススメ。
調理するときのポイント

皿に盛りつけたところ。今回は約5分の加熱で黄身は半熟でした。
主な手順は上でご紹介した通りです。
しっかり加熱
最初の過熱が不十分だと、目玉焼きがフライパンにくっつく原因になります。
フライパンはしっかりと過熱します。
- 水滴が転がる
- 油を入れると、油が蒸発して煙が見える
を確認するのが目安です。
ちなみに過熱が不十分だと、水滴をフライパンに入れたときに、ジューっといって蒸発します。
余熱で調理
卵をフライパンに入れたら火を止めます。
余熱で調理していきますが、その後にだんだんフライパンの温度が下がってくると、フライパンから目玉焼きが、よりはがれやすくなる印象があります。
ベーコンを加えたいときには、卵を加える前にベーコンをフライパンに入れて熱を加えておきます。
フライパンのフタは何度もあけたり閉めたりしない
フライパンのフタはできるだけ開ける回数を減らしましょう。
また、ふたを開けたときに、ふたについている水滴がフライパンに落ちていくと、目玉焼きがフライパンとくっつきやすくなります。
中が透けて見えるフタがおすすめです。
念のためにヘラを使う
大半はフライパンに少しもくっつかずに目玉焼きが出来上がりますが、ところどころ少しくっついているときがあります。
そんな時用に、ヘラを使って目玉焼きをフライパンからすくい上げましょう。

目玉焼きを作るのはステンレスフライパンでも簡単
テフロン加工のフライパンは、何を作るにしても便利ですが、定期的に買い替える必要があるのがデメリット。
それにテフロンがはがれないように、傷をつけないように気を付ける必要もあります。
お気に入りのフライパンを使い続けたいという方は、ステンレスフライパンが手入れも簡単だし、長持ちします。なんといってもおしゃれ。
作り方の手順やコツを覚えてしまえば、目玉焼きだって、ステンレス製のフライパンでも同じように簡単に作れます。
味の素の冷凍餃子も、ちょっとしたコツでステンレスフライパンできちんと作れます(コツを使わないとフライパンにくっつきます)。
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わたしは料理は得意ではありませんが、それでもステンレスのフライパンで目玉焼きを普通に作っています。

さいごに
ステンレスフライパンで、目玉焼きを作る方法
をご紹介しました。
ステンレスフライパンは、テフロン加工と違って、長年ピカピカです。
ちょっと高めでもお気に入りのステンレスフライパンがあれば、ずっと使い続けれます。
後はちょっとしたコツや方法を覚えるだけで、ステンレスフライパンでも簡単に目玉焼きも作れます。
「ひと手間」も覚えてしまえば、普通の作業です。

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