レストランなどで食べたことがあるリゾット。
自宅でも簡単にできるみたいなので、作ってみました。
リゾットといっても「欧風の米料理」くらいにしか知りませんが、簡単にいうと、
リゾット
米を使ったイタリアの料理。
米を研がずに、オリーブオイルやバターで炒めて、野菜(または魚や肉)などの出汁(だし)で煮立てて、米の中心部に芯が残るアルデンテの状態にしたもの。
雑炊よりも水分が少なく、脂分を多めに含んでいる。
です。
米の料理といえば、炊飯器で炊くものと決めつけていましたが、意外とフライパンを使ったリゾットは簡単にできますね。
「志麻さんのベストおかず」
著者:タサン志麻
出版社:扶桑社
リゾット自体の作り方は全くりしませんでしたが、自宅にある食材で簡単に作れるようにアレンジしてみました。
作ってみると、素人でもおしゃれな言葉の響きがある「リゾット」を簡単に作ることができました。
準備するもの
材料・・・4人分
- 米 1.5合(洗わない)
- シメジ 1パック
- オリーブオイル 大さじ1
- 玉ねぎ 小1個
- 固形コンソメスープの素 5個
- バター 15g
- 粉チーズ 好み
- 粗びきコショウ 好み
「志麻さんのベストおかず」では、エノキダケも加えられていましたが、自宅になかったため省きました。
また、元のレシピではコンソメスープの素は3個、玉ねぎは1/2個でした。
少しアレンジして作ってみました。
作り方
米
米は洗いません。
いつも米は研いで炊いていましたので異和感がありましたが、リゾットでは洗わないそうです。
シメジ
石ヅキを切って取り除き、残りはざく切り
メモ
ざく切り
3 cmほどの長さ・幅で切ること。または3 cmほどの角切りにすること。
玉ねぎ
みじん切り
固形コンソメスープの素
ボールに固形コンソメスープの素5個を入れ、湯5カップを加えて溶かす
* 元のレシピでは、固形コンソメスープの素3個に対して湯を5カップ
調理します!
- フライパンに、オリーブオイルを入れて、中火で熱します。
- 米、シメジ、玉ねぎを入れて炒めます。
- 米が透明になってきたら、フライパンの中にさらに、湯で溶かしたコンソメスープをひたひたまで加えます。
- だんだんフライパンの中のコンソメスープの量が少なくなってきます。
- 少なくなったときには、さらに余っているコンソメスープを加え、ひたひたにします。
- これを米が好みの柔らかさになるまで繰り返します。
- もし、コンソメスープを全部使い切っても米が好みの柔らかさになっていなかったら、お湯を足します。
- 米が好みの柔らかさになったら、バターを加えて混ぜます。
- 器に盛り、粉チーズとコショウを好みでふってできあがり!
メモ
ひたひた
フライパンに入れた具材の上端が、スープから出るか出ないかくらいの量。
似たような言葉で、「かぶるくらい」とは、具材がちょうど隠れるくらいまで。ひたひたは、それよりもやや少ない。
同じく、似たような言葉で、「たっぷり」とは、材料が完全に隠れるくらいの量。
作った感想
「志麻さんのベストおかず」のレシピで簡単に作れるようにレシピが作られていたので、それをアレンジしてさらに簡単にしてみましたが、普通に店で出てくるようなリゾットができました。
味や見た目も、まさにリゾットです。
米の中心部に芯が残るアルデンテにするのが通常のようですが、個人的な好みで芯が残らないようにしました。好みで調整可能です。
こんなに簡単に、そして出来上がりも満足に、あのリゾットができるとはびっくりです。
家族の評判も良かったです。
さいごに
店で食べたことがあるあのリゾットも、自分で簡単に作ることができました。
味や見た目もしっかり出来上がりましたし、初心者としてこれくらいできるなら満足できます。
そして食べる人も満足する料理ができますよ。