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【ミニマリスト化】裁断機やスキャナーを使って本をPDFにする方法

2020年11月9日

本をPDFにする方法

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本を買う上で重要なことは、本を本棚に「飾っておく」状態にしないことです。

どんなに良い本であっても、有名な本であっても、本を開かなければ、本末転倒。

でも、この本末転倒になりやすいのが、医学書です。

重いし分厚いから、本棚から取り出す、本を開いて、索引から検索するという方法は、手間暇かかります

 

やしゅ
その手間暇かかる医学書を有効利用できるのが、電子版の教科書を使うか、最もお勧めするのは、紙媒体の医学書を自分でPDFに電子化する方法です。

 

やしゅ
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この記事では、

 

どうやったらPDFにしやすいか

何を準備した方がいいのか

 

知りたいあなたに、

 

やしゅ
今回は、医学書などの成書をPDF化する手順についてご紹介します。

 

いったん、PDF化してしまえば、それをiPadに入れて非常に使いやすくなりますし、医学書の重さ、検索の手間を解決してくれます。

 

 

PDF化の手順

 

  1. 成書を準備したら、成書を裁断
  2. 裁断した成書をスキャナーで自動読み取りしてPDFとして保存
  3. 読み取ったPDFデータをOCR化

 

の3段階が必要です。

このPDFをいったん作ってしまえば、iPadのアプリを使って、複数の医学書のPDF文書の検索ができるようになります

 

つまり、裁断、スキャン、OCR化の段階で

裁断機、スキャナー、OCRソフトが必要です。

 

やしゅ
これらを買うか、借りるか、業者に依頼するか。

 

ちなみに、スキャンは業者に依頼するのは違法になる可能性が高いため、自分でする必要があります。

 

裁断機やスキャナーを購入する価値があるか考える

 

今後、裁断やスキャンを繰り返し行いますか?

 

やしゅ
自分が今後裁断やスキャンを繰り返し行うかを考えてから、これらの機器を買うかどうか決めてください。

 

やしゅ
私自身は、何でも念のために取っておきたいと考える方なので、裁断機はしっかりしたものを、そしてスキャナーも買いました。

 

そして、定期的に購入する本や雑誌を電子化してきました。

 

スキャナー

 

スキャナーをレンタルする方法と、購入する方法があります。

一般的に、スキャナーは、日ごろ配られる書類や勉強の資料をスキャンできますので、電子化してミニマリスト化したい方には購入をお勧めできます

 

裁断機

 

裁断は、分厚い本や雑誌をスキャンするために、本や雑誌の背表紙の部分をバサッと切ってページをバラバラにする方法です。

裁断機は、裁断するときに使う機械でとても便利です。

一度に数十枚~150枚の本の背表紙をカットできます

それ以上厚い本の場合には、カッターを使って、裁断機で切ることができる厚さに最初に大まかに切り分ける必要が出てきます。

 

やしゅ
すべての裁断をカッターと定規を使ってマニュアルで行うこともできますが、とても時間がかかるし、カッターでケガする危険性が高まるため個人的にはお勧めしません。

 

業者やレンタルを利用

 

まれにしか裁断しないようなら、収納の面を考えて、業者に裁断を依頼します。

また、まれにしかスキャンしないなら、スキャナーをレンタルで借りて自分でスキャンします。

スキャンは業者に頼むと法に触れる可能性が高いため、控えた方がいいです。

 

裁断機を買う

 

どの裁断機がいいでしょうか?

 

プラス 断裁機 PK-513LN

 

裁断機

約28,000円

 

やしゅ
私はPK-513という旧式を持っています。

2009年4月に購入して、当時28215円でした。

 

ホチキスでとめている雑誌があり、それを裁断するときに刃こぼれしてしまいましたが、それでも今でも何とか細断することはできています。

用紙サイズによってセットの仕方が、裁断機の台に印刷してありますので、そこを参考にして本を裁断機にセットし、また、実際に裁断するところには、カットするラインを示す光が当たるようになっていますので、カットする場所を目で確認して裁断できます。

約1.5cmの厚さ(PPC用紙64㎏/m2 160~180枚)は一気に裁断できますので、学会から送られてくる雑誌で一般的な厚さ(例えば内科学会雑誌など)なら、そのまま裁断可能です。

 

一番汎用性があります。

ただし、置き場所に困るし、重い(13 kg)点が最大のネックです逆に、裁断するときには安定しています

 

やしゅ
スペース確保できる方で、今後も使いそうな方は、購入をお勧めします。

 

DURODEX 自炊裁断機 200DX


約40,000円。

高いですね。

 

これは重さはややPK-513LNより1~2 kgは軽いですが、重いのには変わりありません。ただし、PK-513LNとの大きな違いは、折り畳みができるところです。

 

やしゅ
収納面ではこちらの方が優れています。

 

それ以外の性能はほぼPK-513LNと同等でしょう。

 

やしゅ
私が今購入するとしたら、間違いなくこれを購入します。

 

カール事務器 裁断機 ペーパーカッター スリム A3対応 50枚裁断 DC-F5300


約14000円。

これは意外と持っている人が多いです。

PK-513LNや200DXと比べると一度に裁断できる枚数は1/3程度と少ないので、内科学会雑誌の厚さでも、カッターか手でバリっと2~3等分の枚数にしてから、各々を裁断します。

優れるのは、本体サイズが薄くて軽い(約3 kg)ため、使わないときには、棚の中に縦にして収納できるというのが大きな特長でしょう。

価格も1/2と安いです。

 

 

注意ポイント

昔は本を裁断してスキャンまでしてくれる(スキャン代行)業者がいましたが、これ違法との判例がすでにあります。

 

2011・2012年に著作権侵害として小説家・漫画家がスキャン代行業者を書作権侵害として地方裁判所に提訴し、2013年に違法判決が下った。2014年10月に知的財産高等裁判所が控訴棄却しています(Wikipediaより)。

 

たとえ依頼できる状況があったとしても、依頼は控えた方が賢明でしょう。

自炊自体は、自分が所有する書籍を利用する範囲であれば、自分が行う分は大丈夫。

 

スキャナーを買う

 

富士通PFU ScanSnap iX1500


昔から定評があるスキャナーです。

約45,000円。

あまり使わない場合にはこのスキャナーをレンタルするという手もあります。

 

やしゅ
でも、日ごろ沢山配られる勉強の資料などを電子化して保存すると、書類の山がすっきりしますので、個人的には購入をお勧めします。

 

私は、この旧式のiX500を使っていますし、その先代のものも持っていました。
ScanSnap

 

その他

 

EPSONやCANONからもドキュメントスキャナ―がより安価に販売されていますが、私は、これまでの経験からくる信頼度から、ScanSnapと決めています。

 

やしゅ
裁断しなくても、スキャンできる機器が販売されていますが、多くのページを読取するときに、一枚一枚手でめくる必要がない機器が、安価に販売されればいいですね。

 

OCRソフトを買う

 

ScanSnap付属のソフトでOCR化

 

ScanSnapに付属で無料でついているソフトを使えば、「スキャンするときに同時に」OCR化が可能です。

一度スキャンしてPDF化した後に、OCR化はできません

そんな制限はありますが、スキャンするときに同時にOCR化してしまえば大丈夫です。

 

やしゅ
私は、最近は、普通にこれを利用しています。

 

OCRの精度(正しさ)は、専用ソフトよりも低いとは思いますが、横書きの本では、普段の使用ではこれで十分でした。

 

読取革命Ver.16


約12,000円。

 

やしゅ
一度PDFにしてしまったファイルをOCR化しようと思ったときに、私だったらこのソフトを買うと思います。

 

また、OCRの正確性を求めるなら購入すると思います。

 

Adobe Acrobat Pro


1年で18,960円。

高いですね。

 

大昔のScanSnapには無料でAcrobatが付属していましたので、昔は使っていました。

性能的には申し分なしですが、高いですね。

期間限定の使用となるところも気になってしまいます。

 

さいごに

 

  • 初期投資がかかりますが、医学書をPDF化するのは、検索の機能をはじめ、医学書を読みやすくするためにとても重要です。
  • 特に、スキャナーは購入をお勧めします。
  • 裁断機は、よく使う予定なら、ぜひとも購入をお勧めします。
  • 購入するかどうかや、特にどの裁断機を選ぶかは、使用頻度や自宅スペースに依存します。
  • PDF化、OCR化には要となるアイテムをご紹介しましたが、これらを使うと、医学書を読む習慣をぐっと作りやすくなります。おすすめします。

 

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