オーソドックスなシチューを作りました。
今まで私が作ってきたのと大きく違うのは、シチューのルーを使わない点です。
しかも簡単ですよ。
慣れない男性でも
短時間で
自宅によくある食材を使って
メインとなる料理の1品をつくることができます。
今回も
「志麻さんのベストおかず」
著者:タサン志麻
出版社:扶桑社
を参考にしながら、アレンジして簡単にして作りました。
を作ってみました。
この本は、自宅にある材料を使って、簡単にしかも短時間にぱっと作ることができるレシピが紹介してあるので、とてもお気に入りです。
これまでもこれを利用して、初心者の私でも、いくつか料理を作ることができましたから。
これまでの他のレシピ本では、なかなか同じようにうまくは行きません。
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【初心者の男家事の料理】ひき肉じゃがトマトスープ
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キュウリとワカメのサバ缶あえ
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準備するもの
材料・・・4人分
- 鶏もも肉(一口大にカットされて売っているもの) 250g
- 玉ねぎ 1個
- ニンジン 1本
- ジャガイモ 3個
- バター 40g
- 小麦粉 40g
- 豆乳 1.5カップ
- 固形コンソメスープの素 3個
- 水 3カップ
今回も材料は家に普通にあるものがほとんどですね。
作り方
鶏のもも肉
スーパーで買ってきたパックに入った「鶏のもも肉」のラップを外して、その上から鶏肉に塩とコショウをします。
一口大にカットされている鶏肉を買いました。
鶏肉を調理するときには、カンピロバクターなどによる食中毒に注意が必要です。
そのために、極力スーパーから買ってきたパックからまな板に出したくありません。
直接鍋の中に入れることができるよう、カットされた鶏肉を買いました。
注意ポイント
鶏肉はかなりの頻度でカンピロバクターがついているので、食あたりなどの予防のために取り扱いに注意が必要です。
冷凍しても食あたりの予防になりません。
加熱すると通常の加熱調理で死滅します。
それに、生の鶏肉が接触した台所用品や手をしっかり洗うことで予防します。
下痢などの消化器症状が主ですが、時に、手足の麻痺や呼吸筋が障害されて呼吸困難を起こす原因になることもあります。
健康な家きんであっても、腸管内などにカンピロバクターやサルモネラ属菌などの食中毒菌を保有している場合があります。現在、食鳥処理の技術ではこれらの食中毒菌を100%除去することは困難であり、鶏肉や内臓からカンピロバクターが高頻度で検出されます。(厚生労働省のホームページから)
症状については、下痢、腹痛、発熱、悪心、嘔気、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などであり、他の感染型細菌性食中毒と酷似します。多くの患者は1週間ほどで治癒します。・・・また、カンピロバクターに感染した数週間後に、手足の麻痺や顔面神経麻痺、呼吸困難などを起こす「ギラン・バレー症候群」を発症する場合があることが指摘されています。(厚生労働省のホームページから)
玉ねぎ
一口大に大きめに四角く切ります。
ニンジン
一口大に大きく適当に切ります。
ジャガイモ
一口大に大きく適当に切ります。
ブールマニエを作る
ボールに小麦粉とバターを入れて、手で練っていきます。
手の温度でバターが柔らかくなり、バターの中に小麦粉を混ぜる感じで練ります。
そのうち、小麦粉の姿が見えなくなり、小麦粉がバターの中に練りこまれると、柔らかいバター生地のひとまとまりになるとブールマニエの出来上がり。
ボールに入ったままにしておきます。
メモ
ブールマニエとは
フランス語でブールは「バター」、マニエは「練る」意味。
即席ホワイトソースになります。
小麦粉が入っているので、料理に「とろみ」がつきます。
ホワイトソースは、小麦粉を炒めてバターを溶かし、牛乳を加えて作りますが、手間がかかりますが、ブールマニエはバターと小麦粉を1対1(重さ)で混ぜるだけ。
とろみを付けるときに小麦粉を入れますが、入れた小麦粉が塊にならない作用もあります。
おまけに、名前も格好いいですよね。
調理します!
- 鍋の中に、塩コショウした鶏肉、玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ、水、コンソメスープのもとを入れて、煮る。
- 鶏肉に火が通ったら、鍋に豆乳を加える。
- 再び温まったら、その暖かい煮汁を少しとって、ボールに入ったブールマニエにかけて、混ぜながらブールマニエを煮汁に溶かす。
- 溶かしたブールマニエを鍋の中に投入。
- 温まってくると、だんだん、鍋の煮汁にとろみがついてきます。
- とろみがつくと完成!
作った感想
今回も、「志麻さんのベストおかず」のレシピを参考に、より簡単にアレンジしてみました。
私が牛乳が苦手なので、代りに豆乳を使いました。
今回の記事のレシピで、水分(水や豆乳)を多くすると、「志麻さんのベストおかず」に載っている「鶏のミルク煮」になります。
普通に簡単に作って、満足のいくシチューができました。
インゲンなどの青みがある野菜をゆでてトッピングすると、色も映えておいしさがさらにアップすると思いましたが、めんどくさがりなので、手を付けませんでした。
次は、ブールマニエを手を汚さずに作れたらいいなと思ってます。
手を洗うのが大変ですから。
さいごに
いつもは、いろいろと失敗する初心者の男料理ですが、今回は普通においしいシチューができました。
前にルーを使ってシチューを作ったときには、白色ではなく茶色のシチューにしてしまったくらいですから。
ブールマニエも、簡単です。
立派なメインのおかずになりました。
おしゃれに簡単に、おいしいシチューを作ることができました。
男家事の料理としては、とてもお勧めのメニューですよ。