複数の銀行に、複数の口座を持っている方は多いと思います。
- 引っ越ししたり、就職したり、結婚して家族構成が変わったりすると、それに伴って銀行口座が増えることもよくあります。
そしていつの間にか使わなくなる口座も出てきます。
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自宅で見覚えのない郵便局のキャッシュカードが出てきた
先日自宅で、長いことふたを開けていない、小物が入るくらいの大きさのブリキ製の空き缶が出てきました。
ふたを開けると、テレホンカードや昔のどこかの会員証などに埋もれて、1枚のキャッシュカードがポロリと出てきました。
郵便局のキャッシュカードでした。
「郵政省」と表に書いてあって、磁気カード式の今では見ない古めかしいデザイン。でもあまり使い込んでいない新しいプラスチックのキャッシュカード。
- 「郵政省」と書いてあるのを考えると、2007年の郵政民営化の前のものかもしれません。
- ひょっとしたらそのカードは15年以上前のものかも。
キャッシュカードには口座番号が書いてありますが、その通帳はありませんでした。
つまりよくわからないキャッシュカードが1枚。
- 口座が今も残っているか
- 口座にいくら入っているか
- 暗証番号
が、ちんぷんかんぷんで全く心当たりがありません。
郵便局でキャッシュカードにいくら入っているか聞いてみた
そこで郵便局に行って思い切って聞いてみました。
窓口のお姉さんに「よくわからないキャッシュカードが出てきたんですけど・・・」と言って。
調べてもらうと、今も口座自体は残っているけれども、「手続きをしないと暗証番号、口座にお金が入っているか、はたまた、いくら入っているかはわからない」というお返事でした。
口座を調べるためには、手続きをしてなくした通帳を作ってもらわないといけませんが、1,100円かかります。弁当2食分です。
口座にいくら入っているか次第で、この1,100円がお得か、それとも損かわかりません。
0円だったら、1,100円の損。
結局1,100円支払って、通帳再発行の手続きをしてもらいました。
1,100円払って手続きして残金がわかった【そんなにおいしい話はないよね】
1~2週後に、書留で自宅に通帳が届きました。
どきどきしながら「いくら入っているの!?」と通帳を開いてみると、
なんと残金200円。
まぁ、人生そんなおいしい話はないよね、と自分で自分を慰(なぐさめて)めて、いい経験になったと思い込むようにしました。
- おそらく学生時代に郵便局でお金を管理していたときのカードなんでしょう。
- 就職するときに他の県に引っ越して、地元にある別の銀行の口座をメインに使いだしたんでしょう。
引っ越しても最初は多少管理していたのかもしれませんが郵便局の口座の方は、だんだん使わなくなり、そしてついには、わたしの記憶から消え去っていました。
900円損した気分です。「気分」というよりも、実際に900円損しちゃいました。
900円損して、メリットもあった【こじつけかもしれないけれど】
ところで大事なマネーを管理する銀行口座。
「銀行口座はしっかり管理すべし」という教訓を学ぶ経験が900円でできた、ということにしたいと思います。
もっとも、もしも「わたしが将来急に口座を管理できなくなった時」のことを考えると、家族にとっては大きなメリットです。
今回の手続きをしていなかったら、よくわからない口座を家族が捜索することになっていたでしょうから。
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