先日車のスモールランプ(ポジションランプ)が切れました。
主な修理方法は次のとおりです。
- ディーラーに持っていき、交換してもらう。
- ガソリンスタンドやカー用品店で交換してもらう。
- 自分で交換する。
わたしは自分で電球を交換した経験がありません。
でもYouTubeをみると、確かに電球の交換は簡単そうでした。
- ボンネットを開けて、ランプの付け根を反時計回転に回してランプを取り外して、電球を新しいものに交換して、元の位置に戻すだけです。
- それに電球も1個100~200円と激安。
ということで、Amazonで電球を購入して、自分で電球を交換することにしました。
- 電球は右側だけが切れていますが、早晩左側も切れてしまうだろうとおもって、左右両方とも交換することにしました。
車のボンネットを開けて実際にとりかかると、ランプは奥まったところにありました。
- ボンネットの中には、所せましとたくさんの装置がひしめき合っています。
- その狭い空間の中で、ぐいとランプの方向に奥の方に手を突っ込んで、YouTubeの動画通りに電球を交換しようとしてみました。
ところが、左側のランプはどうしても外れません。
YouTubeではあんなに簡単に交換していたのに・・・。
おかしいなとおもって反対側の右側のランプを交換してみると、こちらは簡単に交換できました。
その後に、うまくいかなかった左側のランプに何度も挑戦しましたが結局成功せず。
無理をするとランプ以外の部品を壊しそうだったため、結局諦めました。
最終的には、
- 左側の電球交換は不成功
- 右側の電球交換は成功
という結果。
結局はディーラーにお願いして、整備士さんに交換してもらうことにしました。
- そしてあっというまに終わりました。
- 今回のわたしの苦労は、専門家の腕にかかればあっという間に終わる、ささいな作業だったようです。
でもこれはこれで
- 自分でやってみようと思ったこと
- 実際に自分で挑戦したこと
は、自分自身ではとても得るものが多かったような気がします。
お金は整備士さんの工賃として1000円余計にかかりましたが。
自分でできないんだったら、最初から整備士さんにお願いした方が遠回りせずにスマートです。
なぜなら、
- 多少お金を払って、専門家にしてもらえば何よりも安心。
- 時間もかかりません。
- 手や腕も汚れて傷だらけにならなくて済んだはずです。
でもそこをあえて自分でやることに、そして結局は遠回りしてしまうことにも意味はあったと思っています。
- なぜかというと、そこで経験があるのと無いのでは雲泥の差。
- ゼロ(0)とイチ(1)の差は、小さいけれども実際の差はかなり大きいからです。
- 失敗した経験や、取り組んだ時に考えたことや、今後知らないところで生きてくるはず。
たとえばテレビをみて「アメリカ」がどんな国かを知っていたとしても、
「アメリカ」に実際に行ったことがあるのとないとでは、アメリカの雰囲気や実情を知る上では雲泥の差があるように。
そう考えると、今回は簡単と言われている電球の交換に失敗してしまったわたしですが、
- ダメ元で挑戦してみたこと
- でもやっぱりできなかったこと
- 出来なくても無理せずに撤退したこと
は結局はゼロをイチにしたのではないかと思います。
もちろん何でもかんでも、自分で挑戦した方がいいと思っているわけではありません。
そんな中でもいつもよりも少し違ったこと、今まで経験してこなかったことにチャレンジしてみることは、経験を豊かにしてくれるはず。
- ダメ元で挑戦して。
- あくまでも素人ですから、やりすぎには注意して。
- 撤退ラインを決めておいて。
いつ役に立つかはわかりませんが、将来どこかでチャレンジしてできた点が線になり、それが意味があるものに変わるチャンスになるのではないかと思っています。
大々的な失敗に注意すれば
ちょっとした挑戦は人生を楽しむチャンスです。