コラム

法事は「楽しく語らう良い機会」:わが家の法則

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先日法事がありました。

祖母の13回忌です。

 

お寺に行って、お経をあげてもらって、その後はみんな揃ってワイワイガヤガヤの食事会でした。

 

やしゅ
しんみりというよりは、みんなで楽しいひと時でした。

 

ちょっと気になるのは、「ワイワイガヤガヤの法事は不謹慎なのでしょうか?

 

 

法事は故人を偲(しの)んで、むしろワイワイガヤガヤの方がいいんじゃないか説

 

法事というのは、厳(おごそ)かにとり行われるべきのような気がしますよね。

故人を偲ぶ会だし、法事のあとにも本来ならしんみりと、亡くなった方の思い出話をしながら、ご飯を食べたほうがいい・・・と考えてしまっていました。

でも実は、そんな要素は全体からすると一部ででいいんじゃないかと、今回の法事で感じました。

 

やしゅ
お寺に集まるとか、仏壇の前で手を合わせるとか、その時にしっかり故人のことを想うことにして。

 

その後の食事会は、むしろ関係する家族が集まることが大事で、その結果としてワイワイガヤガヤ話をすることは普通のことなんじゃないかと思います。

 

やしゅ
しんみりとした食事ではなく。

 

家族というのは意外と全国ばらばらに散らばっていて、なかなか会えない

jet

 

通った大学や仕事の関係で、家族といっても全国に散らばっていることが多いです。

盆や正月といっても、帰省ラッシュや、仕事や家庭の都合で実家に集まるのも、一苦労。

新型コロナが始まってからはなおさらです。

 

だから、家族がそろって会うことは、意外と難しい

 

お通夜や葬儀と違って、数年後の法要は家族が揃う絶好の機会

 

人はいつ亡くなるかわからないから、お通夜や葬儀にみんな揃うというのも、意外と難しい。

  • お通夜だけ、葬儀だけ参加する方も多いでしょうし、お通夜にしても参加者はばらばらに会場にはやってくるから、みんなが一斉に揃うわけではありません。
  • 新型コロナが流行ってからは、集まる機会はさらに減ったでしょう。
  • それにお通夜や葬儀には、故人やその家族の気持ちを考えると、会場はしんみりとした雰囲気です。その後の食事会も。

 

でも数年後に開かれる法要は、日時はあらかじめ決まっているし、それなら仕事や家庭の都合をつけて集まりやすくなる。

 

大事な法要だから、特に親密な関係の家族は、ここぞとばかりに集まりやすい絶好の機会です。

 

宗教によってとらえ方は違うが、死というのは絶対に悲しい出来事とは限らない

 

宗教によっては、死やその後の法事を悲しいととらえるよりも、むしろ喜ばしいことだとと考えることもあるようです。

死ということを、神様や仏様のもとに行くと考えるためです。

 

それに亡くなった瞬間やその直後から、たとえば浄土真宗などの仏教では成仏するという考えもあるようです。

つまり亡くなってしばらくすると、すでに「仏様」になっている。

 

 

とすると、むしろ亡くなって仏様になった故人は、自分を弔ってもらいたいと思っているのではなくて、法事という催(もよお)しで、自分が死んでしまった後に、親しい家族みんなを勢ぞろいする機会を設けようとしてくれたんじゃないでしょうか。

 

めったに揃えない家族を、勢ぞろいさせる道しるべを、自分が死んだ後に作ってくれている。

 

そう考えると、法事の後の食事会は、特に13回忌ともなるとワイワイガヤガヤで、楽しんでもらったら十分にいいんじゃないかなと思った次第です。

 

それぞれの家庭のメンバーの気持ちや文化、雰囲気によって、もちろんわたしの考えが当てはまらないこともあると思います。

 

やしゅ
みなさんの家族ではどうですか?

 

わが家では、法事はしっかり、その後の食事会は楽しく語らう決まりです。

 

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