この記事はこんな方にオススメ
- 自分は心配症だと思う
- あれこれ心配する性格が気になっている
「自分が心配しやすいことを、周囲の人に知られたくない」と思う方は多いと思います。
- 自分の欠点のように思える。
- まるで自分が神経質かのようにも感じます。
- なによりも、自分の一面を見ただけで自分が心配症の塊みたいに思われるのは嫌に感じるでしょう。
ところが言葉からうけるイメージとは違って、心配症というのはメリットが大きいです。
心配症であることは、メリット。
心配症というのはネガティブなイメージですが、責任感やリスク管理能力、計画性を考えるとむしろメリットがほとんど。
言葉から受けるイメージとその実際というのは必ずしも一致しません。
心配症はアピールポイントです
心配症は長所です。
心配症という言葉を耳にすると、ネガティブなイメージを思い浮かべるかもしれません。
- 「あれこれ考えてしまう」性格は嫌
- 「自分は心配症だ」と言われるのは嫌
と自分が心配症であることを他の人に言いたくないし、そんな目で見られたくないと思います。
ところが、
あなたが心配症というのは、あれこれ考える習慣があるからです。
- 「地震がきたらどうしよう」
- 「来週の発表は大丈夫かな」
- 「明日の出張で忘れ物をしたらどうしよう」
こんな風にあれこれ考えることで、あらかじめ予想されるトラブルを想定・準備し、対策を立て、心構えをしているだけ。
おまけに
- 「次回はもう少し工夫して、こんな感じにしよう!」
とさらに改善を加え、以前よりも洗練されたものを作り上げることさえあります。
そう、心配症というのはアピールすべき長所。
反対におおらかで、「何とかなるさ」と考えるのをやめてしまうと、やみくもに「頑張る」ことになったり、最初からあきらめていたり、神頼みになり、精神論に頼りすぎて同じ失敗を繰り返す原因になります。
言葉から受けるイメージとその実際の意義は必ずしも一致しません。
心配症であることのデメリット
心配症という言葉から感じられる単語のネガティブなイメージが最大のデメリットでしょうね。
それ以外にも心配症の本質的なデメリットがあります。
将来ではなく今だけしか見えていないとき
心配症は基本的にはメリットですが、デメリットにもなりえます。
今の状態に不安を感じて心配している「のみ」の状態のときです。
現状のみしか目に入っていないとき、または現在をただ反省しているだけなら、不安が増すだけですからです。
それをどうしたら解決できるか、予防できるかを考えて目線が将来を向いているときに、そして現状を将来につなげてはじめて、心配症をメリットとして活かすことができます。
心配しすぎて自分の生活に支障が出るとき・周囲の人を困らせるとき
心配症の度が過ぎて、心配症に自分が振り回されているとき。
- 自分自身が困ることもあるでしょうし、周囲の人を巻き込んでしまうと何のための心配かわからなくなります。
こんなときには認知行動療法の考えを取り入れるのがオススメ。
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この本は認知行動療法で有名な先生がやさしく書いた本です。
心配症の注意点
心配症が強いと、変化することは不安の原因になります。
これまでやったことがないことに取り組むことは、不安が付きまというからです。
ただ世の中は常に変わりつつ、その変化に順応しながら前に進んでいます。
そんな変わる方が価値がある場面で、「変化しない」ということは後退するということ。
変わらない伝統の良さはありますが、それはむしろ変化しない方が難しい局面で、変化しないという方法をあえて選んでいるのだと思っています。
自分は心配症と明るく公言するくらいがいいのかもしれない
心配症と自分でもひそかに思っていても、それを認めたくない、または隠して生活している方が多いです。
自分は普通の性格の人間
に見られたいと思っているからかもしれません。
ある程度話をするくらいの関係になったら、普通のトーンで「わたしはこんなに心配症なんですよ」、と普通に言えるようになったら、意外とそれがニュートラルな意味~特長的な性質にとらえてもらえることが多いです。
- 「自分は心配症だから、よろしくね!」みたいな感じです。
さいごに
心配症はメリットという記事をご紹介しました。
実際に周囲に優秀な先輩を多数見かけますが、ほぼ心配症です。
ただ外から見てその心配症が目につきやすいかどうかだけ。
わたしはまだまだ心配症の面を磨いていかなければと思うことが多いです。
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