美味しい食べ物は、時に食べるからこそ2倍美味しい
わたしが普段、目にしたり食べたりするシャケ(鮭)といったら、弁当の中におかずの1品として入っている小さめの切り身、のり弁やシャケ弁についているシャケです。
その魚は鮭(サケ)ではなくて鱒(マス)なのかもしれません。まぁ、それはここではどちらでもよいのでおいといて、
わたしが普段お目にかかるのは、「薄い切り身」のシャケです。
特徴は、
- 薄い
- 身は引き締まっている
- ジューシーというよりもパサパサ
そんな中に、先日スーパーからサケ(鮭)の切り身を買ってきました。
いつも買うような薄い切り身ではなく、厚めに切ってあるサケです。ちょっと豪華で高級感のある。
さっそく家に帰って、フライパンで焼いて食べると、
- 肉厚
- 身はふっくらしていて、箸でほぐすと大きめにほぐれて、弾力あり
- ジュワーっと脂(あぶら)がのっていいる
と、味はいつもお目にかかるシャケとは大違い。
食べて思ったのは、
- 「とっても」美味しい
- 「シアワセ」
こんなにおいしいんだったら、毎日でも食べたい!と思ったのでした。
- 同じシャケでも大違いでしたから。
- 普段食べていたシャケは何だったんだろうと思うくらいに。
でもちょっと考えると、
きっとそんなにとっても美味しいシャケだって毎日食べていたら、そのおいしさに慣れて、普通(フツー)のおかずになってしまうんじゃないでしょうか。
だって人間だもの。
普段は普通(普通のシャケといっても美味しいんですけどね)の食事をとっていたからこそ感じることができた「美味しい」、「シアワセ」かもしれません。
つまりは
- 普段は普通の質素な食事をしていた方が、幸福感が増えるのではないかという説。
- 美味しい食べ物は、時に食べるからこそ2倍シアワセ説。
はた目には、毎日美味しいシャケを食べれた方が幸せ。
でも普段は普通の食事をとっていて、時たま、美味しいシャケを食べた方が、それこそ何倍もよりおいしく、そして何よりもシアワセに感じれるとしたら。
映画でも初めから終わりまで、ずっとハッピーな話はどことなく心が動かないもの。
山あり谷あり(谷はない方がうれしい)のデコボコな方がはらはらドキドキするのと一緒なのかもしれません、食事も。
正解はないと思いますが、わたしにとっての食事の楽しみ方の正解は、はらはらドキドキなのかもしれません。
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