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の下書きなど、考え事をするときに、万年筆を使っています。
なんといっても、すらすらかけるため、頭の中のイメージや思い浮かんだアイディアを次々に紙に書き出すことができます。
それに長い間書いていても疲れにくいです。
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【万年筆を使っています!】他の文房具にはない大きな魅力と注意点
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- これがボールペンならある程度筆圧がないとかすれてしまうために疲れてしまいます。
- それにそれが思考の妨げになります。
私が普段使いしている
- LAMY Safari(ラミー・サファリ)
をご紹介します。

- 普段使い慣れているボールペンやシャープペンシルの気軽さ
- 万年筆
の両方の特長を持った気軽にでも本格的にも使える万年筆です。
万年筆が気になる方は、最初に使ってみるのにぴったりです。
なぜ購入したか
10年以上前に職場で万年筆を使っている先輩がいました。
- 教科書的な字ではなく自由奔放な踊るような字を、モンブランという有名な会社の万年筆で書いていました。

モンブランという会社の万年筆はとても高くて買うことができません。
- 安くても5万6千円・・・。
文房具にそんなお金を出せませんので、安い万年筆を探して買いました。
それが、LAMY(ラミー)というドイツの会社が作った比較的安価ですがおしゃれな「サファリ(Safari)」という万年筆です。
- 軸(本体)が透明な万年筆
- ペン先の太さはF
です。
実際に使っている画像

ペンの色を透明にしたために、キャップにインクが付くと目立ってしまいます。定期的に洗うようにした方がいいでしょう。
使ってみてどうだったか
LAMY Safariの万年筆としては、ガッチリしているデザインで日常生活でラフに使うことができます。
おしゃれですが、コンバーターを使って、好みのインクを使うことができます。
- 万年筆の楽しみの1つの、好みのインクを使うことができる
- おしゃれ
- ガッチリしている
という点では、ボールペンやシャープペンシルだけを使っていた場合に最初に、少し本格的な万年筆を使いたいときにピッタリです。
いろんなインクを楽しめます
万年筆にインクをセットするときには、
- カートリッジ
- コンバーター
の2種類を使うことができます。

カートリッジとコンバーター
- カートリッジは、インクが入った小さなケースを万年筆の中にセット
- コンバーターは、ボトル入りの万年筆インクを万年筆の中に吸い込んでセットできる吸入器
カートリッジは基本的に同じ規格のものを使う必要があるために、インクの色や種類が限られます。
コンバーターを使うと、沢山売っている万年筆インクの中から自分で好きなものを選んで使うことができます。

そういった意味では、LAMY Safariは万年筆のインクを楽しめる万年筆です。
わたしもインクもいくつか買ってみて使いましたが、
- 文字を書いて楽しい
- 筆圧をかけなくても文字をすいすいかけるため楽
- 紙に書いた文字にインクの濃淡がでるため趣(おもむき)が感じられる
と、とても使いやすいです。
もちろん、高い万年筆を使うと、更に使いやすかったです。
先輩のモンブランの万年筆を使うと、ペン先が金でできているためか文字をつるっとかける感じです。
普段使い・最初の万年筆にぴったり
サファリはペン先が金ではなく安いスチールのために、書き心地はペン先が軽く紙にひっかかる感じがあり、「カリカリ」した書き心地です。

使ってみて、
このカリカリした書き心地が気になるときには、ペン先が金の他の万年筆を使ってみるのをおすすめします。
- ペン先が金だと「さらさら」「ぬるぬる」といった感じで、紙の上をペン先が滑っていく感じです。
- ペン先が金になると多少は高くなります。

逆にこのカリカリした感じが好きな方もいるようです。
つまり、最初に使う万年筆としては自分の感覚を知るのにぴったりだと思っています。
デザインがいい
おしゃれな今風のデザインです。
- 30年前からデザインは変わっていないそうです。

センスがあってカジュアル感がいっぱいです。
普段使いの場面でも少しおしゃれな感じです。
たくさんの種類の色が販売されていますので、好みの色をチョイスできます!
反対にフォーマルな場面では使いにくいでしょうね。
メリット・デメリット・注意点
メリット
- 持ちやすい
- スタイリッシュ
- 両用式(インクはカートリッジとコンバーターの両方で装着可)
- 値段が高くないため、気兼ねなく使いやすい。
- インクフロー良好

デメリット
書き心地は、ペン先がカリカリした感じが伝わってきます。
- 紙にペン先が少し擦れているのがはっきりわかり、少し紙が削れているのではないかというくらいです。
- ペン先が金の万年筆と比べると、このカリカリ感は少し異和感があります。
国産の万年筆の同じサイズのニブと比較すると、海外製のため明らかに書いた文字の線が太いです。
- Fでも国産の万年筆のMの太さになります。
- そのため、手帳に小さな字で文字を書き込みたい人には、日本製の万年筆の方がお勧めです。

サファリはそんな使い方にピッタリだと思っています。
高くない万年筆と言っても、約4千円します。
ボールペンやシャープペンよりも取り扱いには気を付けます。
- ペン先をぶつけたりすると書けなくなりますから。
注意点
他の万年筆とほぼ同じですが、インクとの相性がとても大事です。
- 必ずしも万年筆がラミーだから、同じ会社のラミーが作っているインクを使ったら書きやすいというわけでもありません。
- インクとの相性は使ってみないとわからないことが多いです。万年筆とインクの組み合わせは無限大にありますから。
例えば、(以前販売されていた)LAMYのブルーブラックをサファリで使うと、インクが粘稠なためか乾燥しやすいためか、書くと文字がかすれてしまいました。
実用性がないといっていいくらいで、まるでインク切れになりそうなボールペンで書いているようになりました。
でも、インクをセイラー ジェントルインク ブルーブラックにすると、フローはかなり良くなりました。
かすれも全くありません。

でも、すらすらと書ける自分が気に入ったインクが見つかれば、とてもお気に入りの万年筆になります。
- 色やインクの粘稠性など、ちょっとした違いで好き嫌いが出ます。
- 自分で店に行って試してみるのも楽しいですよ。
自分なりの使い方
- 普段使いに良い。
- 気兼ねなく使える。
- デザインもいい。
- 使っていて気持ちいい
という意味で、サファリの万年筆は、万年筆だけれども使いやすい万年筆です。

- ブログを書くとき
- アイディアをノートにさらさらと思いつくままに書き止めるとき
には、筆圧不要で長時間筆記可能な万年筆は最適です。
それに、あまり取り扱いに気を使わなくて済むくらいで使いやすい万年筆ならベスト。
万年筆にそれほど気を使うことなく、そんな使い方をできる万年筆です。
使っていると
- 書いたときにカリカリした書き心地あり。
- 角ばった線になりやすい。
この辺りは好みになるでしょう。

また、ペン先はしなりますが少しです。
もしLAMY Safariを使ってみて、もう少し本格的な書き味がいい万年筆がいいと思ったら、そこでステップアップして
- ペン先が金の万年筆や、
- 特に書きやすくて定評のある本格的な万年筆
に挑戦してみるのがいいのではないかと思います。
本格的な万年筆は1万円以上することが多いですから。

商品がおすすめできる人
最初に使う万年筆としてはおすすめです。
ペン先の書き味がカリカリ感があっても気にならないなら十分です。
ペン先が細い方がいい(小さめの手帳に文字を書きたいときなど)場合には、日本製の万年筆でペン先がEFやFの方がおすすめです。
- 0.5~0.7 mmのボールペンの太さの線でよかったら、LAMY Safariのペン先がEFでもいいと思います。
- そうしなければ文字がつぶれてしまいます。
- 反対に、頭に浮かんだことを書いていくメモ用途にはぴったりです。
さいごに
普段使いにピッタリの比較的安価でおしゃれなドイツ製万年筆
- LAMY Safari
をご紹介しました。
万年筆は価格がピンからキリまであります。
今から万年筆を普段使いで使っていこうと思っている方には、最初に使う万年筆としてとてもおすすめです。
これをきっかけに、自分で使いやすい万年筆のイメージ持つことができます。
- LAMY Safariで満足できない点があれば、そこを解決できるような万年筆を探していくと、自分にぴったりで、書きやすい万年筆がきっと見つかります。
いずれにしても、万年筆は書き心地がいいです。
その第一歩にLAMY Safariはぴったりです。