この記事はこんな方にオススメ
- 自分はたいしたことはできない
- 失敗ばかりしている
- 今日はダメダメな日だった
と思ったことがある方は多いと思います。
- わたしが経験した、日本人と外国人の自己肯定感の違い
- 自己肯定感を高めるために毎日自分をほめる
- 毎日自分をほめるために日記を利用する
をご紹介します。
日本人は結構まじめで物事に一生懸命に取り組むことができています。
この記事を読むと、誰でも自分をほめて、自己肯定感を高めることができます。
日本は「マスト」の文化、海外は「やった!」の文化
日本では自分に対する価値(自己肯定感)が低いのが特徴です。
実際に内閣府の2014年の報告では、
- 自分自身に満足しているのは46%(海外約80%)
- 自分に長所があると思っているのは69%(海外約90%)
- そして物事に意欲的に取り組むことができているのは52%(海外約80%)
でした。
何かをするときに、
日本人は「できた」状態を基準に考えがち。
- 普段の仕事・マナーでも、できて当たり前という考えです。
- つまり、仕事・マナーを普通にこなさなければならないという「マスト」の文化。
- 何かを失敗したら、引き算で計算し「できなかったこと」に注目してしまいます。
対照的に
海外に行くと、外国の人々は「できなかった」状態を基準に考えることが多いのが印象的でした。
- 引き算ではなく、「できたこと」に着目する足し算の考えです。
- 「できた!」「やった!」という文化です。
その結果日本ではマナーとして、することや求められることが多いです。
海外ではもちろんマナーは求められますが、マナーを守っていることを自分でアピールというか楽しんでいる、または自分が進んでしている印象です。
「今日の仕事どうだった?」
海外で働いたときの話。
職場にはいろんな国の人が集まっていました。
例えばスペイン、オーストリア、オーストラリア、イギリス出身の同僚。
仕事終わりに、
- 「今日の仕事どうだった?」
と、飲み物を飲みながら同僚たちと話をする機会が多かったです。
わたしは、
- 「あまりうまくいかなかった」
という返事をしました。
実際、いくつか納得がいかないところがあったからです。
- 「もう少しできていたらよかったんだけどな~」
と思いましたから。
そしてその後に、わたしの仕事の結果を詳しく同僚に話すと、
- 「(わたしの仕事は)全然できてるじゃない!」
という同僚の返事。
つまり、仕事の出来たできなかったの基準は
- 日本人は、100%できたところが基準で、引き算
- 海外の同僚は、出来なかったところが基準で、足し算
で考えていたのにビックリ。
例えば、同僚がわたしと同じレベルで仕事をした日には
- 「なんてすばらしい日!」
- 「できた!」
と、同僚は大喜びでしたから。
自分をほめる練習をしよう
日本人であるわたしたちは、自分をほめる練習をするのがおすすめです。
というのは、日本人はどちらかというと控えめの人が多いからです。
そして自分の価値を認める、アピールするのを遠慮してしまいがちです。
その結果日本では、自分をほめるという習慣がありません。
難しい言葉でいうと自己肯定感が低いのです。
自分をほめると何がいいのか
自分をほめると、何がいいのでしょう?
自分をほめるということは、自分の存在や価値を自分自身で認めることになります。
「自分の価値を自分で認める」と聞くと、なんだか仰々しい(ぎょうしょうしい)・はずかしい感じがしますが、ポジティブに楽しく生きていくことにつながります。
取り組んでいることがうまくいっているときはいいのかもしれませんが、万が一何かにつまづいてしまったときに考えが違ってきます。
自分の価値を認めていれば、
- 「これがうまくいくと、こんなにいいことがある」とポジティブに考え、さらに「不完全である自分」も受け入れやすいでしょう。
- それに一緒に取り組んでいる同僚がうまくいかなかったときにも、それを非難したりせず思いやりの気持ちで接することにもつながります。
- 気持ちの余裕がでてきます。
一方で自分の価値を認めていない人は、
- 「失敗したらどうしよう」とネガティブに考えてしまいます。
- 気持ちの余裕がないばかりか、自分がダメな人間だと思ってしまいがちです。
- 実際は一部のことがうまくいかなかっただけなのに。
ほめることは日常にたくさんある
自分の価値を認めるために自分をほめるといっても、とびきりの大成功はそうそう起こりません。
でも
- 元気に挨拶ができた
- 車の運転で相手に道をゆずった
- エレベーターを使わずに階段を使った
など、些細なことでもできたこと、ほめることは日常にたくさんあります。
- この小さい積み重ねは自分自身の自信につながります。
- そして毎日のほめることやできたことを日記などに書いて積み重ねると、自分の価値を自覚することにつながります。
- 日々や人生をポジティブに過ごせます。
寝る前5分の3行日記はオススメ
3行日記は、1日の終わりにその日の出来事を振り返り、3行の日記を手書きで書くというものです。
- 日本の有名な医師たちが推奨しています(→ 寝る前5分間の3行日記でストレス軽減【iPadを使って】)
- 1行目に悪かったこと、失敗したこと
- 2行目に良かったこと、感動したこと(できたこと)
- 3行目に明日からどうするか
を書きます。
大事なことは他の人に見せないこと。
他の人に見られる前提で書くと、よそ行き風に書いてしまい自分自身を見つめる効果が低下しますから。
効果としては、
- 悪かったことを書くことで頭の中で堂々巡りしているモヤモヤを棚卸しして、すっきりして眠れます。
- ポジティブな気持ちになり、自己肯定感が高まります。
- また一番大事なのは自分自身がこれからどう行動すべきかを自分で考え、行動するようになります(行動変容)。
この自分の行動の変化につながるというのがキモです。
この3行日記は、自分自身で考えて書く日記です。
そんな時にはiPadのノートアプリ「GoodNotes」で3行日記を書くのはおすすめです。
誰にも見られず、どこでも持ち運べる3行日記になりますから(→ 寝る前5分間の3行日記でストレス軽減【iPadを使って】)。
さいごに
- わたしが経験した、日本人と外国人の自己肯定感の違い
- 自己肯定感を高めるために毎日自分をほめよう
- 毎日自分をほめるために寝る前に5分間、3行日記を利用
をご紹介しました。
日本人はまじめに取り組むことができるのに、自己肯定感が少ないです。
今回の記事がみなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。
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