「あなたは内向的ですか?」
と聞かれたら、どう答えますか?
内向的というと
- ネガティブなイメージがある
- そんなイメージで見られたくない
と思って、ちょっと考えて
- 内向的と答えにくかった
- 内向的と答えるのに少し戸惑った
という方も多いと思います。
もちろん「わたしは内向的!」とはっきりと答える人もいるでしょう。
- どう転がっても、外向的ではありません。
- まぁ、何とか外向的にならなきゃ、と思っていたときはあったような気がします。
今では
- 無理して外向的になる必要はない
と思っています。
内向的とは何か
内向的、外交的って何でしょう。
内向的といえば、
- 孤独
- 陰キャ
- 内気
- 人見知り
- コミュニケーションが苦手
- 遠慮がち
と、いくつかのネガティブに思える要素が集まったイメージです。
自分の関心がどこにあるのかというと、主には自分自身の内面。
- 考えたり、自分の作業に集中したりが好き。
- 多くの人といると疲れる。
Wikipediaには、
内向型の者は、読書、作文、コンピュータの使用、ハイキングおよび釣りなどといった独りでの活動にしばしば喜びを感じる。ライター、彫刻家、科学者、エンジニア、作曲家、発明家などといった原型的な人々のほとんどは、専ら内向的である。
と書いてあります。
外向的というと、
- 話好き
- 社交的
- 陽キャ
- 陽気
- 付き合い上手
- 会社で一般に好まれる
というイメージ。
内向的は対照的に、自分の外側、つまり自分と周囲の人とのかかわりに関心がフォーカスしているし、他の人とのかかわりが充実していたら楽しいし充実感がある。
もちろん内向的な人だって、親しい人と話をするのは大好きだったりします。
だからここでのイメージは完全にわたしの独断ですし、説明する言葉も正確ではないと思っています。
まぁ、でも一般的なイメージはこんな所じゃないでしょうか。
内向的と外向的は、二者択一ではない
よく考えると当たり前ですが、人は内向的と外向的のどちらか一方の性質のみを持っているわけではありません。
性別も、性別は男性と女性に分けられることが多いけれども、女性の要素を持っている男性もいるし、逆も然りです。
男女の比はいろんなグラデーション、モザイク状に、ひとりの人間に存在する。
だから人は、内向的といっても、一部は外向的な面を持っているし、結局はシーソーみたいに、どちらが重いかっていうことで、四捨五入して分類しているだけ。
人間として考えたり、創造的発想するときには内向的
内向的というとネガティブなイメージばかりのような気がしますが、一方で「考える」、「創造的発想をする」というのはどちらかというと、内向的な側面です。
この「考える」「創造的発想をする」というのは、人間としてのとっても重要な要素であって、AIやロボットと大きく違うところ。
考える時間を持つ、つまり内向的な面をしっかり持つことは、これからの時代はむしろ人間として貴重だし、大事にしたいところです。
そんな「内向的な」時間を持つことができるということは、それだけ恵まれているとも言えるんじゃないかと思っています。
有名な話に、ビルゲイツやオバマ前大統領も多くの人に囲まれていますが、あえて自分自身の時間を大事にしているそうです。
忙しい中でもビルゲイツは1週間、別荘にこもって読書する時間を設けていたらしいですし。
内向的な面を活かす
それに内向的か外向的かは、生まれつきの要素が強いはず。
もちろん外向的になりたいと思って、目標に向かっているときには、それが十分にいいと思う。
でもそうでなければ、無理して外向的にならなくてもいいんじゃないでしょうか。
- むしろ無理することの方が、おかしい。
- なんとなく無理している方が、格好がつかないというか不自然です。
内向的であることを活かすっていうことは、結局は人間らしい一面を大事にすること。
- 周囲と合っていなければ、環境を変えたり整えたら済むかもしれない。
- そして内向的がネガティブというイメージを、自分の中で変えたらいいだけ。
ちなみにわたしの周囲を見渡すと、完全に外向的は人はいませんねぇ。良い意味で。
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