この記事では三菱鉛筆が販売している「木軸」のノック式油性ボールペン「ピュアモルトプレミアム」(SS2005)でジェットストリームやゲルインクを使う方法をご紹介します。
ピュアモルトプレミアムは、本体が木製で趣(おもむき)があるにも関わらず実売価格約1,500円。木軸のボールペンは高価なペンが多いなかで、お手頃価格です。
唯一の弱点は、インクです。
- 標準で搭載されているインクは、一般的な油性インクです。
- 字を書く時に筆圧を高くする必要があり、指がとても疲れやすいんです。
- かといって、ピュアモルトプレミアム(SS2005)で使用できる低粘度油性インクやゲルインクは販売されていません。標準の油性インクが入った芯のSJ-7(替芯)は互換性に乏しい形をしていますし。
この記事はこんな方にオススメ
- ピュアモルトプレミアム(SS2005)でジェットストリームインクやゲルインクを使いたい
- ピュアモルトプレミアムで低粘度インクを使いたい
ピュアモルトプレミアムでスタイルフィット用のジェットストリームインクやゲルインクなどの書きやすいインクを使う方法
をご紹介します。
方法は簡単です。
- スタイルフィット用の替芯
- セロテープ
を準備して、SJ-7(標準の替芯)に合わせてテープを2か所に巻く
だけです。
5分(慣れれば3分)でできます。
ピュアモルトプレミアム(SS2005)でジェットストリームやゲルインクを使う方法
準備するもの
- スタイルフィット用のジェットストリームインクの替芯(SXR8905.24)
- セロテープ
スタイルフィット用の替え芯は、細い筒に入って販売されています。
セロテープはお好みで。おしゃれな色のマスキングテープでもOKです。
スタイルフィット用の替芯にテープを巻く
2か所にテープを巻きます。
ピュアモルトプレミアムに標準搭載されている替芯(SJ-7)に合わせて、
- バネが引っ掛かる位置に数巻き程度(少し)巻く
- SJ-7の後端に合わせてちょっと多めに巻く
スタイルフィット用の芯の方が、SJ-7よりもやや長いのですが、このままで問題ありません。
もちろんSJ-7と同じ長さに切っても大丈夫です。
先端側は、バネが引っ掛かる程度の巻き方で大丈夫です。
後端は、巻く回数が少ないとうまく芯が出ませんから、適度にテープで巻いて厚みを増やします。
-
【SDGsを考える】セロテープは戦後から環境にやさしい【エコ】
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他のインクでもできるかも
スタイルフィット用の替芯には、今回使用したジェットストリームインクの他にも、ユニボールシグノという、水性顔料インクもあります。
外観は同じですので、今回ご紹介したジェットストリームの替芯と同様に使えます。
「ジェットストリーム」インク
- 色:黒、青、赤の3種類
- 太さ:0.5mm、0.7mm、1.0mmの3種類
から選べます。
「ユニボールシグノ」インク
- 色:黒、赤、青をはじめとした16種類
- 太さ:0.28mm、0.38mm、0.5mmの3種類
から選べます。
ラインナップの違いは、下の記事をご覧ください。
-
Dr.Grip 4+1でゲルインクを使う【より疲れにくく書くために】
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と、自分の好みに応じて選べるようになります。
SJ-7は「(昔ながらの)油性インク」で「0.7mm」しかありませんでしたから、大違いです。
小さめのメモ帳や手帳にメモするときには、格段に使いやすくなります。
その他にも、Calme単色ボールペンやビクーニャフィールに入っている(低粘度油性インク)ビクーニャの替芯(BXM7H)も使えます。こちらの場合には、芯がやや長すぎるため芯を切る必要があります。
詳しくは下の記事をご覧ください。
-
ピュアモルトプレミアム ボールペンレビュー【SS2005(木軸)】
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わたしが実際に使った感想
普段使いには、スタイルフット用のジェットストリームの黒0.5mmのインクを使っています。
仕事上使いやすい太さだからです。
そして実売価格70円(Amazon)とリーズナブルな替芯。
ある程度の筆記量を伴うため、コスパを考えてジェットストリームインクを使っています。
コスパを考えなければ、ゲルインクのユニボールシグノの黒0.5㎜が個人的には書きやすくてオススメです。
インクを変えるときに、約5分で交換できます。
これくらいの手間で、木軸のボールペンを気兼ねなく使えると思ったら、十分に満足できます。
なんといっても木のやさしさを感じながら、スラスラとボールペンを使えるのが一番の収穫です。
さいごに
ピュアモルトプレミアムでスタイルフィット用のジェットストリームインクやゲルインクなどの書きやすいインクを使う方法
をご紹介しました。
ピュアモルトボールペン自体、木製のボールペンで気兼ねなくガシガシ使いたい方にぴったりのボールペンです。
唯一、標準搭載のインクが昔ながらの油性インクなのが「玉にきず」でしたが、ジェットストリームインクを使えるようにすることで、簡単に解決できます。
- ピュアモルトボールペンが気になっている・使っている方
- 普段使いできる木軸ボールペンを探している方
にオススメの方法です。
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