文房具

【Dr.Grip Ace】ギミック満載のシャープペンシル

2021年10月13日

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2019年11月に発売されたDr.Gripの新しいシャープペンシルであるDr.Grip Ace(ドクターグリップAce)。

 

  • 普通のDr.Gripとどこが違うの?
  • どんな特長があるの?
  • 実際の使い心地は?

と気になる方への記事です。

 

実はDr.Grip AceはDr.Gripの中に、いろんな機能を詰め込んだギミック(仕掛け)満載のシャープペンシルです。

 

  • 疲れにくい
  • 芯が折れにくい
  • 芯がなくなるときのお知らせ機能
  • フレフレ機能

がついています。

 

 この記事の内容

Dr.Grip Aceギミック満載の特長使い勝手

をご紹介します。

 

価格も普通のDr.Gripシャープペンシルよりも約200円高い程度に抑えられていますが、その分

  • ギミック
  • クリップ部分の頑丈さ

が加わっており、200円以上の価値が詰め込まれています。

 

そして筆圧が高くてシャープペンの芯をよく折ってしまう方にはオススメのシャープペンシルです。

 

やしゅ
ギミック部分については好みが分かれるかもしれませんので、買う・使うときにはこの記事を参考にしてください。

 

 

 

Dr.Grip Ace(ドクターグリップAce)の特長

 

購入したときのパッケージに書いてあるとおり、

  • 疲れにくい
  • 折れにくい
  • ラスイチサイン
  • 2020(フレフレ)機能

が特長です。

 

やしゅ
この中で「折れにくい」、「ラスイチサイン」は他のDr.Gripには無い機能です。

 

Dr.Gripならではの「グリップ」

 

Dr.Gripの名前の通り、長時間文字を書いても疲れにくいように設計された定評のあるグリップです(→ 【Dr. Gripを再評価】困ったときの科学的なペン【改めて良いペンです!】)。

科学的に検証された、Dr.Gripに共通した疲れにくいグリップでDr.Gripシリーズに共通した最大の特長です。

 

ただしDr.Gripの他のシャープペンシルに比べて、Dr.Grip Aceではグリップ部分は、やや固いです。

  • 他のシャープペンシルはグリップ部分が内側と外側の二重構造ですが、Dr.Grip Aceは一重なのが原因でしょう。

 

やしゅ
他にも一重のグリップのDr.Gripはありますのでそれほど違和感はありません。

 

芯折れ防止「アクティブサスペンション」機能

 

筆圧が高い時に芯が折れるのを防ぐために芯が本体に引っ込むという、芯折れ防止機能アクティブサスペンション」です。

  • ペンの本体の内側にバネがついたクッション構造がついています。

 

やしゅ
筆圧が高い方には最大のメリットでしょう。

 

ただしペン本体の構造がやや複雑になった結果、やや書き味が気になるかたがいると思います(下のデメリットで説明します)。

 

2017年にパイロットから発売された「モーグルエアー」という芯が折れにくい機構をDr.Gripに利用して作られているようです。

 

やしゅ
内部構造はそっくりです。

 

 

芯が残り少ないときの「ラスイチサイン」

 

ラスイチサイン」とは、芯が「ラスト1本のサイン」という意味でしょう。

本体の中に入っているシャープペンシルの芯が予備1本になると、ペンの軸の窓がオレンジ色に変わり、「芯の補充が必要」と教えてくれます。

 

やしゅ
このギミックも凝った機能ですね。

 

 

芯が予備に1本以上ある時です。四角の窓の部分が黒色です。

 

予備の芯が少なくなりかけているところ。本体の窓の部分がオレンジ色に変わりかけています。

 

予備が残り1本になったとき。窓がオレンジ色に変わりました。

 

2020(フレフレ)機能

 

本体を軸方向に振ると、芯が出てくる機能です。

 

もちろんシャープペンシルの芯を出す時に親指でノック(親指でノックして、ペン先を出したり引っ込める)部分を押し込むことで、普通に芯をだすこともできます。

 

2020機能は不要と思う方もいるかもしれませんが、2020機能に慣れてしまうと、芯を出したいときには2020機能を自然と使ってしまいます

 

やしゅ
意外と便利です。

 

その他

 

重さや重心はDr.Gripのシャープペンシルと大きな違いはありません。

 

実際の写真

購入したときのパッケージ。

 

Dr.Grip Aceの外観です。

 

Dr.Gripシリーズの特長のグリップ部分

 

 

本体の先端側の内部構造です。バネの部分がアクティブサスペンション(芯折れ防止)機能です。他のDr.Gripシャープペンシルよりも複雑な構造です。

 

ペン先部分を更に分解したところ。

 

ノック部分をそのまま引っ張って外すと、芯を入れることができます。

 

ノック部分を引っ張るのではなく、回すとノック部分が外れて消しゴムが現れます。このゴムを引っ張って外しても、そこから芯を入れることはできません。

 

キャップ部分をバラバラにしたところ。上から順に、本体、内キャップ、消しゴム、(外)キャップです。

 

メリット・デメリット・注意点

 

メリット

 

お得感があります。

 

Dr.Gripシリーズのシャープペンシル、ボールペンの中でクリップ部分が金属で耐久性が高く作られているのは、Dr.Grip Full Black(880円)などの価格が高めのものだけです。

Dr.Grip Aceは上にご紹介したギミック満載の上に、クリップ部分は金属で耐久性がある作りなのに880円ですので、価格は他のDr.Gripよりも安めに設定されていると言っていいでしょう。

 

やしゅ
その他のメリットはすでに特長の部分でご説明したとおりです。

 

デメリット

 

芯が少しぶれます

 

書き始めのとき、シャープペンシルの芯が紙に接触して圧がかからない状態から軽い圧がかかるまでは、ペン先の芯が安定しません

 

やしゅ
Dr.Grip Aceの最大の欠点です。

 

Dr.Gripの他のシャープペンシルではこの現象は見られませんので、Dr.Grip Aceを使い始めるととっても変に感じます。

 

少しの違和感ですが、この感触がとても気になる方はきっと多いハズです。

 

やしゅ
購入する前に店頭で使ってみるなど、この感触が自分で気にならないか確認することをおすすめします。

 

この原因は、

アクティブサスペンション機能のための内側のペン先側の「バネ+プラスチック部分」と「本体」の連結です。

 

文字を書くときには、

指で斜めにペンを持ち

紙に対してペン先を斜めにして押し当てて書きます。

 

この時にペン本体の内側の「バネ+プラスチック」と「本体」の連結部分が

「一直線」状から、「やや曲がる」ときにペン先がぶれてしまいます。

 

内側のペン先側の「バネ+プラスチック部分」と「本体」の連結がまっすぐな状態です。両者は中心に黄色の線を描くと一直線上に並びます。

 

普通に文字を書く時のように、書き始めの時にペンを指で握って紙に押し付けたところです。わかりやすいようにややオーバーに押し付けましたが、本体の中心線(黄線)と、内側のペン先側の「バネ+プラスチック部分」の中心線(赤線)は角度がついています。この角度がついて芯の先端の位置がずれることで「ブレ」を感じます。

 

Dr.Grip Aceがおすすめできる方

 

そもそもDr.Gripは筆圧が強くて指を痛めたり指が疲れるのを防ぐようにグリップが設計されています。

それに加えて筆圧が強い場合にも、芯が折れにくいように設計されているため、筆圧が強いために芯をよくおってしまう方にオススメのシャープペンシルです。

 

やしゅ
特に柔らかい芯(B~3Bなど)を使っていて折れやすい方にも。

 

 

好みが非常に分かれると思われる箇所は、書きはじめの「ペン先のブレ」です。

 

ちょっとしたブレですが、書くたびにこの不安定さを感じますから、ストレスに思う方がいそうです。

 

やしゅ
たかがブレ、されどブレ」です。

 

書き始めにぶれてしまうのが気になる方にはおすすめできません

 

やしゅ
この「ブレ」は他のDr.Gripシャープペンシルには見られない感覚です。

 

もし書きはじめのブレが気になる方は、ペン先が安定している普通のDr.Gripを使いましょう

 

さいごに

 

2019年に発売されたDr.Grip Aceシャープペンシルギミック満載の特長や使い勝手をご紹介しました。

 

価格は普通のDr.Gripよりも高めの設定ですが、値段以上の機能を持っています。

 

やしゅ
機能を詰め込まれたシャープペンシルです。

 

とくに筆圧が高くて芯が折れてしまう方にはオススメです。

 

この記事が皆さんにすこしでもお役に立てるとうれしいです。

 

 

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