この記事はこんな方にオススメ
- パイロットS20シャープペンシルの使い心地を知りたい方
- 木軸で細軸のシャープペンシルが気になる方
パイロットS20シャープペンシルの魅力と使い心地
をご紹介します。
同じシリーズ(S20)にボールペンがあります。
ボールペンと同様に、
- 外観全体が木製のシャープペンシルで外観が魅力的なのに加えて、
- 流線型の本体で指にフィットしやすく、文字を書きやすい
のが特徴です。
パイロットS20シャープペンシルの特徴
まとめ
- 木軸
- 細軸
- 流線型のフォルムの本体とやや凹面のグリップで持ちやすい
- 木軸で流線型のため見た目に満足
- 流線型のフォルムの本体と凹面のグリップ、重心はすこしだけペン先側のため使いやすい
という、見た目とともに実用面でも使いやすいのが特長です。
木軸で流線型の本体で外観の見た目に満足
樹脂含浸カバ材が使用されています。
- 乾燥すると反ったり割れたりしやすい木材の弱点をカバーするため、木材を薄くスライスして樹脂をしみこませ耐久性を持つように加工されています。
- プラスチックやラバー製のペンと比べると、見た目や指で触れた感じに高級感と満足感があります。
- 使い込むことで、木材の色調の変化や艶(ツヤ)を楽しめます。
その他の外観上の特徴として
- 本体(軸)は見た目の美しさ・流線型のボディ
- 細軸(グリップ部分は約9mm)
手にフィットする本体(軸)【使いやすさも】
- 流線型のフォルム
- やや凹面になっているグリップ部分
のために、指にフィットして書きやすいのも大きな特長です。
やや凹面のグリップにより、指が凹面に引っ掛かりやすくペンを保持するときに力が少なくて済みます。
ペンを保持するために、指に余計な力が入りません。
その他
- 色は、マホガニーとディープレッド、ブラック、ブラウン、ダークブラウンの5種類
- 芯の太さは、0.5mmと0.3mmの2種類
- 価格は2,200円(税込)
- 重量 約18g
- 最大径10.6mm、全長146mm
- 色は完全に好みで選びました。
- 0.3mmは、筆圧が低くても文字を書きやすいからです。
- もっとラフにメモを書きたいときには、0.5mmの方がいいと思います。
低重心設計で安定感あり
- S20のボールペンと比べると、S20シャープペンシルの重心の方がペン先側にあります。そのためにボールペンよりも小さい字を書きやすいです。
- S20のボールペンは本体(軸)の中央部分につなぎ目があり、金属のねじを回して本体を分解し、芯を入れ替える構造になっています。
- 一方で今回ご紹介するS20シャープペンシルは、中央部分の金属部分からは分解できず、グリップと円錐型のペン先とのつなぎ目で分解できます。この金属式のねじがペン先側にあるため、シャープペンシルの重心の方がペン先側にありそうです。
デメリット・注意点
デメリット
最大のデメリットは、ペン先が4mmのガイドパイプになっていることに関係しています。
本体に格納できず固定されているため、机などから落下させるとペン先がダメージをうけると使えなくなってしまうことです。
使うときには、落とさないような場所で使うなど気を付けた方がよさそうです。
わたしの場合は、筆入れに入れて持ち運ぶときにキャップをはめています。
気になる方は下の記事をご覧ください。
ただ、ペン先がガイドパイプになっているということは、文字を書くときにペン先の文字が見やすいというメリットでもあります。
壊れないように気を付ければ、文字を書くときに見通しがよいというメリットにもつながります。
落としてペン先が壊れた場合には、近くの文房具屋経由で交換するペン先を注文するか、ペン先はほぼ同じで安価なS3のペン先を流用できるようです。
注意点
S20の本体の中央部分の金属に、
- S20
- JAPAN
と印字されています。
机の上にペンを置いたときに、この金属部分が机と接触するため、必然的に印字がはがれやすいです。
実用的には問題ありませんが、気になる方は取り扱いに注意した方がいいでしょう。
また本体はグリップ部分含めて細いため、特に手が大きな方は購入する前に、実際に店頭でペンを持ってみることをおすすめします。
S20シャープペンシルをおすすめできる方
- 木軸
- 細軸
のシャープペンシルを使いたい方や気になる方にはオススメのシャープペンシルです。
- 流線型の木軸という高級感がある外観上の満足感があり、書きやすさも併せ持ちます。
- 使い込めばそれだけ、愛着のある自分だけのペンとなります。
少し繊細なところもあるため、
- 狭い机の上で使う
- ペンを床に落としやすい
という方は、ペンを床に落として痛い目を見ることになるため、環境を整備するか、使う場所に配慮する必要があるでしょう。
そのために価格2,200円(税込)、実売価格 約1,800円の価値は十分に感じています。
0.5mmよりも0.3mmの方がより少ない力で文字をかけますし、なによりも小さめの文字を書くときに重宝しています。
S20ボールペンも使っています。シャープペンシルではなくボールペンの方を多く使う方はこちらの記事をご覧ください。
-
パイロットS20ボールペン レビュー【木製・細軸・実用的】
続きを見る
さいごに
パイロットS20シャープペンシルの魅力と使い心地
をご紹介しました。
- 木製の外観を持ち見た目の質感とともに、使い心地もよく値段以上の満足感があります。
- 長年使っていけば、それだけ経年的な変化が現れ、愛着のあるシャープペンシルに成長します。
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