ペリカンの茶色の万年筆インク「ブリリアントブラウン」についてご紹介します。
万年筆で文字を書くとき、定番の黒や青もいいけれど、ちょっと違う色も使ってみたくなる時がありますよね。
でも万年筆のインクにはたくさんの会社から、たくさんの色が販売されているし、商品によってインクの性質が違うから、気になっているインクが書きやすいのか、書きにくいのか、それに果たしてどれがいいか迷ってしまいます。
わたしは最近、ペリカンの茶色いインク(ブリリアントブラウン)を使って考え事をしたりメモを書いたりして楽しんでいます。書きやすくてお気に入りです。万年筆のインクは、どれも独特の性質がありますが、特徴を知ったうえで使うとさらに気持ちよく使えます。
ペリカン(Pelikan)が販売している「ブリリアントブラウン(Brilliant Brown)」の特徴と実際に使用した感想
をご紹介します。
この記事はこんな方にオススメ!
- ペリカンの「ブリリアントブラウン」が気になっていて、書き味や色味を知りたい方
- 黒やブルーブラック以外のインクで手帳やメモをおしゃれに彩りたい方
- サラサラしすぎずヌルヌルしすぎない、自分にぴったりのインクを探している方
ペリカン「ブリリアントブラウン」万年筆インクの魅力とは?実際の書き味レビュー

万年筆インクのペリカンの「ブリリアントブラウン」は、温かみのある茶色で、心地よい書き味です。
最大の特長は、文字を書いたときに美しい濃淡が出ることで、万年筆らしくて手書き感満載の、魅力的な文字をかけることです。
主な特長3つ
- すこし赤っぽい、温かみのあるセピアカラー
- 文字の中に美しい濃淡が出やすい特性
- サラサラしすぎずヌルヌルしすぎない絶妙なバランス
ここからは、それぞれの特徴について詳しく説明します。
赤みを帯びた、温かみのあるセピアカラー

「ブリリアント」は、鮮やかな・素晴らしい・光り輝く、という意味ですが、派手ではなく、懐かしさを感じる、明るいあずき色のような色です。ちょっと明るい茶色ですが、黒色のように真面目すぎず、個人的なメモや考え事を書くときにぴったりのシックな色味です。
文字の中に美しい濃淡が出やすい

ペン先を通ったインクのたまり具合で、濃い部分と薄いグラデーションが自然に生まれます。この濃淡のおかげで、単純で平らで表情のない文字ではなく、動きのある趣(おもむき)がある文字が生まれます。ときには水彩画のような、水墨画のような。
サラサラしすぎずヌルヌルしすぎない絶妙なバランス

ペリカンのスーベレーンm400とパイロットのカスタムヘリテイジ92にブリリアントブラウンを入れて文字を書いたところ。m400の方が潤沢にインクがペン先から出て、文字の色が濃くなっています。また写真では少しわかりにくいかもしれませんが、線に濃淡がでています。
紙とペン先の摩擦が少なく、疲れ知らずで、スイスイ文字を書くことができます。このインクを作っている会社のペリカン製の万年筆(スーベレーンm400 Fニブ)と合わせて書くと、インクの出方がとても良くなり、さらに快適に書くことができます。インクと万年筆は同じ会社のほうが相性がいいのかもしれません。
この商品の概要
ペリカンの「4001 ブリリアントブラウン」は、100年以上続く伝統的な定番インクシリーズの一つです。
- 内容量:62.5mlの大容量ボトル
- 参考価格:1,650円前後(実売は1,500円前後)で安い
- 色味:温かみのある赤みセピア
- ラインナップ:ペリカン4001シリーズの定番ブラウンカラー
メリット・デメリット・注意点・その他の概要

メリット
大容量なのに手頃な価格です。そのため毎日普段使いで、気兼ねなくたっぷりと使うことができます。
デメリット

人によっては茶色といっても、少し明るく感じたり、細いペンで書くと線が少し薄く見えたりすることはあると思います。ただ、これは色が濃くなく優しく控えめな裏返し。かえって濃淡が生じやすく、落ち着いた雰囲気の文字が現れるという、メリットともいえます。

水滴を付けたところ。水滴をつけるとその瞬間からインクが抜け始めます。
水に濡れるとインクが流れやすいため、水滴には少しだけ、というよりもとっても気をつけましょう。水がつくと簡単にインクが流れ落ちます。筆跡がほとんどわからなくなるくらいに。

水滴をとったところ。水滴がついていた部分はインクの線が消えました。
大事なことを書き残したいときには、他のインクを使った方がいいと思います。
でもそんなデメリットがあっても、あえて、ちょっとしたメモ書きや考えをまとめるときには、このブリリアントブラウンの色を使いたくなるんですよね。それだけ書きやすいし、濃淡がでるし、茶色といっても、すこし華やかで落ち着いた色です。
使った感想や購入の動機

わたしがこのインクを使い始めたのは、いつもと違う色の文字で考え事をしたりメモをしたりして、気分を変えたかったからです。
黒色やブルーブラックだけで文字を書いていると、かしこまった感じが強くなります。考え事やメモには、自分が好きな、華やかな色を使った方が、気持ちよくさらさらと書けます。
実際に使ってみると、適度なインクフローでペンがなめらかに滑り、文字にきれいな濃淡が出るので、書いているだけでとても楽しい気持ちになります。
- インクの出方(インクフロー)について他社と比較してみると、サラサラしたセーラー万年筆のブルーブラックはかすれにくい反面摩擦を感じやすく、ヌルヌルしたウォーターマンのミステリアスブルーはスイスイ書けますが万年筆によってかすれることがあります。今回のブリリアントブラウンは、これらの中間に位置する絶妙なバランスの性質で、適度なヌルヌル感で快適に文字を書くことができます。
わたしは主にペリカンのスーベレーンm400(ペン先F)にこのインクを入れて使っています。インクと万年筆の相性もいいのか、とっても書きやすいです。
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さいごに
- ペリカンの「ブリリアントブラウン」について、特徴や書き味
をご紹介しました。
黒やブルーブラックとはひと味違う、温かみのあるブラウンインクは、毎日のメモ書きや手帳時間を優しく彩ってくれます。
文字を書いていて、まさに万年筆で文字を書いてます!と感じられるインクです。
