この記事ではオレンズネロ(ORENZNERO)0.5mmの特徴と使用感をご紹介します。
この記事はこんな方にオススメ
- ぺんてる社のオレンズネロの使い心地を知りたい
- ノックせずに書き続けられる、自動芯出し機能付きシャープペンシルが気になる
ぺんてる社のオレンズネロ0.5mmの魅力と使い心地
をご紹介します。
- 仕事で毎日ボールペンを使って、大量に文字を書いてきました。
- 仕事を早く終わらせるために文字を早く書くようにしています。
- シャープペンシルも仕事とともに、アイディアを考えるときに使っています。
オレンズネロ(ORENZNERO)は、上から読んでも下から読んでもORENZNERO。
Neroはイタリア語で黒の意味です。
ノックせずに書き続けられる自動芯出し機構とともに、シャープペンシルとしての質感が高いのが特長です。
使っていて洗練されているのを実感できて、満足できるシャープペンシルです。
オレンズネロ0.5mmの特徴
オレンズネロの特徴のまとめ
- ノックせずに芯が終わるまで書き続けることができる「自動芯出し機構」
- 低重心で、本体は特殊材質で作られており製品としての質が高い
- 芯が折れにくい「オレンズシステム」
書き始めの1回だけノックすればあとはノック不要の「自動芯出し機構」
紙に書いているときに、紙からペン先が離れるたびに、芯が少しずつ出てくる機能です。
- そのためペンをノックして、自分で芯を出す手間がありません。
- 使い始めるときに1回ノックすれば、あとは芯を1本消費するまで書き続けることができます。
「自動芯出し機構」は、使いはじめに1回ノックすると、芯を使い終わるまで延々と描き続けることができるため、集中したいときにはピッタリの機能です。
書く作業に集中しているときに、
- 芯が出ないと気づく
- ノックする
という動作を省略できるため、集中力が途切れません。
低重心・製品としての質が高い
12角形、艶消しのブラックで落ち着いた外観
グリップ部分は樹脂と金属を混ぜた特殊材質で作られています。
金属が混じっているため、グリップ部分が相対的にやや重くなるため低重心です。
そのため文字を安定して書きやすく工夫されています。
芯が折れにくい「オレンズシステム」
芯が減っても、ガイドパイプがスライドするため、芯を出さずに字を書くことができます。
今回ご紹介したオレンズネロは芯の大きさが0.5mmのタイプですが、0.2mm、0.3mmのより細い芯の場合には特に折れにくいのが特徴です。
そのほか
価格は税別3,000円(実売価格は約2,100円)
実測値では、
- 全長140.2mm
- 本体の径は全体にわたって9.3mm
- 重心はペン先から61.2mm
- 約17g
0.5mmの他に、0.2mm、0.3mm版もあります。
オレンズネロのその他のメリットと注意点
メリット
クリップが短いため、ペンを持った時にクリップが手に触れて痛くなることがありません。
オレンズネロを販売しているぺんてる社が考えて設計しているためでしょう。
パイロット社が販売しているS20シャープペンシル、S20ボールペンでも同じように、クリップは短く作られています。
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グリップには横に多くの溝が入っています。
実際に持ってみて、ペンが滑りやすいということはなく、むしろ指に柔らかくフィットしてくれます。
また溝が指に刺激になったり、変に感じたりすることもありませんでした。
注意点
オレンズネロを使う時には、あらかじめ取扱説明書を読むのを「強く」おススメします。
自動芯出し機構があるために、他のシャープペンシルと同じように扱うと故障する危険性が高いからです。
- 購入するとオレンズネロが入っている箱の中の取扱説明書に書いてあります
- オレンズネロのホームページ(https://pentel.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/283)も併せてみることをおススメします
代表的な点としては、以下の3点です。
- 使うときには1回だけノックして書き始める
- 芯の残りが少なくなったら(約13mm)、文字を書く時にガイドパイプが引っ込むようになる
- そうなったら、残りの芯(約13mm)は、強制的にノックして出して取り除く
オレンズネロを使い終わったら、ノックした状態でペン先を紙面に押し当てた状態で、ノック部から指を離します。
そうすることでガイドパイプをペン内部にひっこめた状態で保管できるため、ガイドパイプの破損を防げます。
オレンズネロ0.5mmを購入して使った感想
ペンを持ってみて感じるのは、質感の高さです。
これは意外と重要で、持っていると満足感があります。
それとともになんとなく柔らかい感じがあります(実際は柔らかくありませんが)。
外観は全体がブラックで、書きやすい程度の重量感があります。
ただし、
「自動芯出し機構」では、ペン先のガイドパイプと紙が接触して芯が出るため、結果としてガイドパイプと紙との接触で、指に抵抗を感じてしまうからです。
かえって集中力が途切れてしまいます。
そのため自動芯出し機構は使わずに、普通のシャープペンシルのようにガイドパイプから芯を少し出ている状態で使い、手動でノックして使っています。
それならオレンズネロを使う意味がないという気がします。
ところが、
強めの筆圧で、急いで文字を書いているときには、不思議とガイドパイプと紙の摩擦が気になりません。
自動芯出し機構を気持ちよく使うためには、軽い筆圧でスラスラ書く場合ではなく、強めの筆圧でガシガシ書くほうがあっているのかもしれません。
さらに「自動芯出し機構」が無くてもオレンズネロ自体の品質は高く、持ち心地はよく書きやすいのです。
普段はデメリットが上回るため、自動芯出し機構は使いませんが、とことん書き込みたいときには自動芯出し機構を「自分の都合の良い時だけ」利用しています。
オレンズネロ0.5mmがオススメな方
この機能が気になる方は、一度使ってみるのをおススメします。
その他
- ガイドパイプと紙が多少こすれてもあまり気にならない
- オレンズネロの見た目・品質・アイディアが好き
という方にも。
頭の中にあるアイディアを紙に、一気に書き続ける、またはそうしたいと思う機会がある方にはぴったりのシャープペンシルです。
さいごに
ぺんてる社のオレンズネロ0.5mmの魅力と使い心地
をご紹介しました。
ペン自体の質感も高く、満足できます。
このペンを持つことで、線や文字を一気に書き続けることができます。
よく考えると、シャープペンシルの芯が減ったときにノックするのも、思考の邪魔になりますから、ノックを極力省けるのは理想的ですね。
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